勉強できないと人生終わりなの?勉強しないリスクと後悔しないためのポイント
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高校生になって勉強ができないと、人生終わりだと悩む人も少なくありません。
勉強ができなかったらテストで点数もとれず、成績にも響きます。受験シーズンは特に、頭を悩ませる高校生が多いでしょう。
では、実際に勉強ができないと人生が終わるのか、この記事では将来のリスクを紹介します。
勉強ができなくても人生を後悔しないためのポイントも、あわせてチェックしてみてください。
高校3年は人生で1番勉強する時期!
人生で1番勉強する時期は、受験シーズンと言っても良いでしょう。
高校3年生は大学受験を控えているため、希望する大学に入るために、高校1〜2年のときよりも勉強量が増えます。
しかし、勉強しなければいけない時期に「自分はあまり勉強できない」と気づいてしまうと、ショックを受けますよね。
勉強ができなければ希望する大学に入れない可能性もあり、人生終わりだと思う人も出てくるでしょう。
実際、勉強ができないとどうなるのか、次の項で解説します。
勉強できないと人生終わり?将来のリスク
ここでは、勉強ができないと人生終わりなのか、将来のリスクを紹介します。
大人になると勉強時間をとりにくい
学生時代は、学ぶことが仕事とも言われ、学校や自宅で勉強時間はたくさんとれます。
しかし、大人になると仕事があるため、まとまった勉強時間をとることは難しいです。
高校生のうちは「もう勉強したくない」と思うかもしれませんが、大人になってから新しく学ぼうとすると時間のやりくりが必要になります。
大人になってから「あの頃、もっと勉強しておけば良かった」と後悔しても遅いのです。
進路の選択肢が狭まる
高校生のときに勉強ができないと、進路の選択肢が狭くなるリスクがあります。
大学は、学力やテストの結果によって合否が決まるので、勉強ができなければより高い学力を求める学校には合格できません。
自分の学力に合わせ合格できそうなラインから大学を探すことになるため、「行きたい大学があったけど自分の学力では無理だった」と諦めなければならないこともあるでしょう。
一般常識を問われて恥ずかしい思いをするかも
勉強できなくてもきちんと通えば高校は卒業できますが、その後、一般常識を問われる場面で恥ずかしい思いをすることがあるかもしれません。
たとえば、皆で歴史の話をしていたとします。知らないことが出てきて質問したとき、「学校で習わなかったの?」と皆から驚かれたら恥ずかしいですよね。
ほかの人にとっては学校で習ったから当たり前に知っていることでも、勉強ができずに避けていたら自分だけ知らなかったということもあるでしょう。
就職して学ぶときに苦労する可能性も
高校生のときに勉強する習慣がつかなかった場合、大人になって就職したとき、苦労する可能性があります。
就職した場合、新しい仕事を覚える必要がありますが、それまで学ぶことから避けていた結果「どう覚えればいいか分からない」という事態になることも。
仕事を覚えないわけにはいかないので、もっと勉強する癖をつけておけばよかったと後悔するかもしれません。
また、職種によっては資格取得や昇格のために勉強する必要が出てきます。
そのときにも、勉強が苦手と逃げられないので、後悔することになると考えられます。
勉強できないと絶対に人生が終わるわけではない
勉強ができないことで将来、苦労するリスクを紹介しましたが、必ずしも後悔するとは限りません。
勉強ができない人のなかには、「学生のうちは机につくのも嫌だったけれど仕事だったらいくらでも勉強できる」という人もいます。
また、勉強は嫌いでも好きなことならいくらでも学べるというタイプもいるのです。
勉強ができないと絶対に人生終わりだというわけではなく、その後の自分の行動や努力によって後悔しない生き方もできますよ。
勉強ができずに人生を後悔しないためのポイント
勉強できないと人生終わりだと嘆く前に、自分にできることはないか考えてみましょう。
ここからは、人生を後悔しないためにチェックしておきたいポイントを紹介します。
今後の人生設計を立てる
前述したとおり、勉強ができなくても必ずしも人生終わりとは限りません。
その後の行動によって人生は変わってきますが、ただなんとなく過ごしても良いことはないでしょう。
自分の人生を後悔しないようにより良くしたいと思ったら、今後の人生設計を立てていくことが大切です。
- 大学でなにを学びたいか(どんな大学に行きたいか)
- 大学外ではどんな活動をしたいか
- 大学を卒業したらなにがしたいか
- どんなことを仕事にしたいか
- 20歳、30歳、40歳と年齢ごとにどうなりたいかをイメージする
など
大学生のうちになにがしたいか、就職するならどんな仕事がしたいかなど、具体的に決まったら「どうすれば希望を叶えられるか」を考えてみてください。
大学はどこに行くか、やりたい仕事に就くためにはなにをするべきかが見えてくるでしょう。
ただし、もし今、疲れてなにもしたくない状態なら、無理に将来のことは考えなくて大丈夫です。
まずは回復に努めて、将来のことを考える余裕が出てきたらその後の人生設計を立てていきましょう。
興味があることは学ぶ
学校の勉強にやる気は出なくても、興味があることは学びたいと思うときは、思いっきり学びましょう!
勉強ができないと言っても、得意分野では実力を発揮するケースもあります。
学校の授業でなくても、興味のあることへ知識を伸ばしていくことは身になります。
興味のあることは仕事にもつながりやすいので、将来「勉強しておいてよかった!」と思うこともあるでしょう。
学びたいことは学んでおくと、人生で後悔しにくくなりますよ。
勉強のやる気を取り戻す
人生後悔したくない、学校の勉強をちゃんとやりたいという人は、やる気を取り戻す方法を試してみてください。
勉強のやる気を取り戻すには、次のような方法があります。
- 勉強したご褒美を用意する
- 簡単にクリアできる目標設定をする(1日1教科30分など)
- 勉強したことを記録して、達成感を得る
- スマホなど気が散るものは見えないところに片付ける
- 睡眠時間はしっかり確保する
など
まずは、勉強する環境を整えていきましょう。
机の上には勉強に必要なもの以外置かないようにし、集中できるなら音楽を聴くのも良いでしょう。
勉強を始める気力が起きないときは、とりあえず机に向かって1ページだけ問題を解くのも有効です。
5分でも勉強を始めると、「もう少しやるか」という気持ちになるので、続けられますよ。
勉強できないと人生が終わるわけではないけど今のままでいいのか考えよう
勉強できないと人生終わりというのは、間違いです。
必ずしも人生が終わるわけではありませんが、将来「もっと勉強しておけばよかった」と思うことがあるかもしれません。
まず、勉強ができない今、このままで良いのかしっかり考えましょう。
将来なにをしたいのか、どういう自分になりたいかを具体的に考えながら、そのためにはなにをすれば良いのか計画を立てていくと良いですよ。
自分の人生を後悔しないために、自分がやるべきことに取り組んでいってくださいね!