料理上手になるには?失敗しやすい初心者が上達する方法を紹介
目次【開く】
料理上手になるにはまず、料理上手とはどんな人を指すのか、料理下手な原因は何かをみていきましょう。
今回は、料理が上手くなりたい人向けに上達するためのコツを紹介しています!
料理上手な人・料理下手な人の特徴をはじめ、初心者向けの上達方法もたくさん解説しているので、「料理上手になるにはどうしたらいい?」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
料理上手ってどんな人?
料理上手になるには、まず「料理上手」といわれる人の特徴をチェックしていきましょう!
実は、「美味しい料理を作れる=料理上手」だけではなく、料理の手際や献立選びなどを見て「料理上手」といわれるんですよ。
下ごしらえができる
料理上手な人は、料理の下ごしらえをきちんとしています。
- ナスは切ったまま放置すると切り口が変色し、渋みもでるからアク抜きをする
- 鶏肉のささみは筋をとったほうが口当たりが良いから、事前に筋とりをする
- 魚だけでなく、イカも自分で捌ける
など、美味しく作るための手間を省かず、難しい下ごしらえもできるのが、料理上手です。
2品以上を同時に調理
料理に慣れている人は、同時に2品以上を作れるのも特徴の一つ。
あっちのコンロではスープを作って、こっちのコンロでは副菜の準備をして、さらにオーブンを使ってメイン料理を作る…なんてことも同時にできてしまうのが、料理上手です。
これまでの料理経験から、頭のなかでなにから作れば良いのか順番を組み立てられるため、同時に料理もできるのです。
アレンジができる
料理上手だと、アレンジ料理を生み出すことが多いです。
「そうめんに飽きたから、上に乗せる具を作ってみた」「コンビニにある食材だけで絶品料理が完成した」など、普段の料理をアレンジしたり、身近な食材からアレンジ料理を生み出したりするのが、料理上手な人の特徴です。
お店の味を再現!
「このお店の味を家でも食べられたらなぁ」という願いを叶えられるのが、料理上手です。
外食したとき、美味しい料理に出会ったら家でも食べたいですが、なかなか自分では同じ味をだせませんよね。
ですが、料理上手な人は試行錯誤を重ねたうえで、お店の味を再現できちゃうのです。
献立選びが上手い
料理上手の特徴は、献立選びが上手いことです。
メイン料理ががっつりお肉料理なら副菜はあっさりしたものにする、おかずの味付けが甘いもの、辛いもの、しょっぱいものとバランスが良い、彩りを考えるなど、メニュー全体を見て作るものを決めます。
また、これらを冷蔵庫のなかにあるものだけで作れるのも、料理上手の特徴でしょう。
料理上手になりたいのに…。いつまでも下手な理由は?
料理を頑張っても上手くならないと、モチベーションが下がりますよね。
ここからは、なかなか料理上手になれない理由を紹介します。
細かいことを気にしない
細かいことを気にしない性格は、おおらかで度量が大きく、魅力的に映ります。
しかし、細かいことを気にしないというのは、料理においてはネックです。
- 分量を守らない
- ない材料を適当なもので代用する
- 調味料がないときは入れない
- レシピの手順を無視する
など、このようにおおざっぱな手順で美味しい料理が作れるのは、料理に慣れた人だけです。
料理上手になればアレンジもできるようになりますが、まずは基本を守ることが大事!
基本を覚えてから、材料を代用したり、調味料を変えて作ってみたりしましょう。
強火で調理
料理をするとき、常にコンロの火は強火という人は、表面は焦げているのになかは火が通っていないことがあります。
強火だと火の通りが早くなって、調理時間の短縮につながるような気がしますが、実際は表面を焼くだけで、中身は生焼け状態であることが多いです。
生焼けだと鶏肉などは食中毒の心配もあるため、火加減はレシピに書いてあるとおりにしましょう!
あまり料理しない
料理上手を目指しても、料理頻度が低いと上達は遅いです。
毎日料理していると、「今日は火を通しすぎたから次は弱火で作ろう」「調味料のお分量を守ったら上手くいった。次もそうしよう」と毎回学ぶことがあり、次に活かせます。
料理をして、反省して次に活かすというのを繰り返し、料理上手に近づけるでしょう。
ですが、あまり料理をしないとなにがダメだったか学ぶ機会が少ないため、上達も遅くなります。
また、前回学んだことを忘れてしまうこともあるので、料理上手になりたいときは、できるだけ料理する頻度を増やしましょう!
【初心者向け】料理上手になる方法!上達するコツ
「料理上手になるには大変な修行が必要…?」と心配する必要はありません。
ポイントを押さえれば、初心者でも料理上手に近づけますよ♡
ここからは、料理上手になるにはどうしたらいいか悩む初心者向けに、上達のコツを紹介します!
レシピ通りに作る
料理上手になるには、まずはレシピ通りに作ることから始めてみましょう。
レシピ本を見ると、家にない調味料を使っていたり、大さじ1必要なのに半分しかなかったり、上手くいかないこともありますよね。料理初心者が「まあいいか!」と適当に作ると、予想とは違った味になってしまうことも。
初心者のうちはレシピ本通りに作り、「この方法で作るとこんな味になるんだ」と学んでいくのがポイントです。
完成までのイメージを持つ
何を作るか決めて、料理を完成させるまでの手順をイメージしてから取り掛かると、初心者でも料理上手に近づけます!
「今日はお好み焼きを作ろう」と決めて何も考えずに料理を始めると、「お肉を先に切ったから野菜を切るためにまな板を洗わなきゃ」「粉とキャベツを先に混ぜ合わせるんじゃないの?」と段取りがめちゃくちゃになることもあります。
料理の正しい手順は、美味しい料理になるための手順です。
料理初心者はまず、材料を冷蔵庫から取り出す前に、どんな順番で作ればいいか確認しましょう。
料理に興味を持つ
料理が好きではない、興味がないという人は、なかなか料理上手になれません。
料理が好きだと上達も早いので、料理上手になるには料理に興味を持つことから始めてみましょう!
料理に興味を持つためには、好きな芸能人がでる料理番組をみたり、面白い料理研究家の動画をみたりするのもおすすめです。
外食して、美味しい料理を食べるのも、料理に興味を持つきっかけになるかもしれませんよ!
味付けしたら味見する
料理上手になるには、実は味見も大切なポイントになります。
料理が苦手、美味しく作れないという人は、味見をしていないことが多いです。
味見は料理の味付けがうまくいっているか確認する、重要な工程です!
自分が作ったものがあまり美味しくないと感じる初心者は、こまめに味見をして、味を調整すると良いでしょう。
SNSにアップする
作った料理をTwitterやInstagramといったSNSにアップするのも、料理上手になるのにおすすめです!
人に見せるとなると初心者でも、丁寧に作ろう、綺麗に盛りつけようと意識しますよね。適当に料理をしなくなるため、料理上手に近づけるのです。
また、SNSに料理をアップすると友達や恋人から「美味しそう!今度食べさせて!」と言われるかもしれません。人のために作るのも、料理上手に近づく一歩になりますよ。
合わせ調味料を使う
味付けが苦手な人や料理初心者は、市販の合わせ調味料を使うことで美味しく作れます。
合わせ調味料とは、めんつゆや三杯酢、焼肉のタレなど、醤油や砂糖、酢などの複数の調味料をあらかじめ混ぜ合わせたものを指します。
すでに味が決まっているので、そのまま味付けに使え、簡単に美味しい料理が作れるのです。
合わせ調味料を使うのが料理上手?と思う人もいるかもしれませんが、料理が上手い人もめんつゆや焼肉のタレなどの調味料を上手に使っているんですよ。
美味しく作れる合わせ調味料を使うのも、料理上手になるための一歩なのです。
【料理上手になりたい高校生向け】料理の勉強方法
料理が上手くなりたい高校生は、実践してみるのがおすすめです。
ここからは、高校生向けの料理の勉強方法を紹介します。
家のお手伝いをする
いつもご飯は家族の誰かが作っているということであれば、お母さんやお父さん、兄弟姉妹の手伝いをしてみてください。
家族分のご飯を毎食用意するのは、献立を考えるところから料理の手際、片付けまで求められます。
いつもどんなふうに料理をしているのか横で見て、勉強してみてくださいね。
高校生になるまであまり料理をしてこなかったのであれば、慣れていないのは当たり前です。
「何をすればいい?」「次は何をする?」と指示をもらいながら、少しずつ料理のやり方を覚えていきましょう。
家族同士であれば、ミスも怖がらずに上手くなるまで料理の練習ができるでしょう。
週1回、ご飯を作る
料理上手になるには、ご飯を作る回数が多いと、上達も早いです。
しかし、高校生だと家族の誰かが台所に立つため、なかなか料理をする機会がないという人もいるでしょう。
そこでおすすめなのが「週に1回は私がご飯を作る」と宣言することです。
夕飯でも休日の朝食でも構いません。続けられる範囲で、毎週料理をする機会を作りましょう。
YouTube動画などで予習する
高校生になっていきなり料理を始めても、何をすれば良いのかわかりませんよね。
家族に教えてもらいながら練習するのも良いですが、YouTubeなどで事前に工程を予習しておくのもおすすめです。
動画で作るところを見ると「野菜はこの大きさに切ればいいのか」「お肉に火が通ったと判断するポイントはここか」とわかりやすく、料理初心者の高校生も勉強になるでしょう。
見る動画は、実際に作ってみたいレシピのものを選ぶと良いですよ。
工程をチェックして自分でも作れそうか、もっと簡単なレシピはないか調べることができます。
飲食店でアルバイトをする
料理上手になるために、料理をする機会を増やすなら、飲食店のアルバイトをするのも検討してみましょう。
高校生になると、アルバイトを始める人も多いですよね。
アルバイトであれば、毎週必ずシフトに入ることになり、料理する機会も確実にとれます。
飲食店のアルバイトを探すときは、キッチン担当があるか、チェックしてみてください。
また、どんなメニューがあるのかも調べましょう。ハンバーガーショップなどより、定食屋などがおすすめです。
どんなアルバイトが良いのか悩んだときは、こちらを参考にしてみてください。
料理好きになる
料理好きになると、上達も早いといわれています。
「料理が上手くなりたいけど、料理が好きじゃない」という高校生は、料理していても楽しくないので、すぐに挫折してしまうでしょう。
しかし、料理好きになったら失敗しても「次も頑張ろう」と思えるのです。
好きだからこそ上手くなりたいとやる気も出るので、料理好きになるのは重要なポイントです。
上手くなるために!料理好きになる方法
料理上手になるには、料理好きになると早く上達します。
あまり料理が好きではない人のために、ここからは料理好きになるための方法を紹介します。
簡単な料理から始める
料理といえば、ご飯を炊いて、味噌汁を作って、メインのおかずとサブのおかずをいくつか作って…とたくさんの料理を作らなければいけないというイメージを持っている人も多いでしょう。
ですが、料理はご飯と味噌汁、簡単なおかず1品だけでも良いのです。
有名な料理研究家・土井善晴さんの著書にも「一汁一菜でよいという提案」というものがあります。
家庭料理といえば一汁三菜といわれていますが、毎日おかずをたくさん作るのは大変です。
この本では、ご飯のほかに具だくさんの汁もの、おかずが1品あれば、それで十分と書いてあります。
おかずをいっぱい作らなくてもいいんだと思ったら、面倒だった料理も好きになってくるかもしれませんよ。
レシピも難しいものではなく、工程が少ないものから作ってみてください。レンチンで作るご飯も、立派な料理ですよ。
キッチン周りを充実させる
料理好きになるには、形から入るのも良いでしょう。
料理に使う調味料はかわいい容器に入れ替えて、おしゃれなキッチンラックに片付けたり、エプロンやミトンをお気に入りのブランドで揃えたり、テンションが上がるものでキッチン周りを固めると料理をするのも楽しみになってきますよ。
定期的に、綺麗に掃除するのもおすすめです。
汚い場所ではかわいくておしゃれなものも、魅力が半減しますよね。
また、綺麗な場所で料理をすると、モチベーションにもつながりますよ。
料理上手で素敵な人と比べない
InstagramやTwitterなど、SNSには料理上手な人がたくさんいて、おしゃれな料理を毎日アップしているのを見ることがあるかもしれません。
ですが、その人たちと比べて自分は下手だと思わないように注意!
料理上手で素敵な人は参考にすると良いですが、比べてしまうと「自分は全然ダメだ」と落ち込んでしまうので、だんだん料理が嫌いになってしまうことも。
料理を楽しむには、周りと自分を比べないことです。
見た目はイマイチでも美味しくできることもありますよ。見た目に惑わされず、楽しんで料理をしていってくださいね。
好きな料理、作りたい料理を作る
料理初心者だからといって、作ってはいけない料理はありません。
自分が好きな料理や動画などを見て作ってみたいと思った料理を作ることで、料理に対するモチベーションが上がります。
上手く作れなくても、料理する過程は楽しいでしょう。
楽しめると、料理をするのが好きになりますよ。
「料理が下手だから…」と思わず、チャレンジしてみてくださいね。
料理上手になるのにおすすめ!簡単レシピ本
料理上手になるには、レシピ本を活用していきましょう!
レシピ本のなかには、料理が苦手な人や料理初心者の人にも簡単なレシピを紹介しているものもあります。
ここからは、料理を勉強するためにレシピ本を買いたいけど、なにが良いかわからない人向けのおすすめレシピ本を紹介します!
これが正解!ひとり暮らしごはんスタートブック/主婦の友社
「これが正解!ひとり暮らしごはんスタートブック」は主婦の友社が発行するレシピ本で、少ない材料で作れるレシピを載せています。
下ごしらえの方法や火加減についても説明しているため、料理に慣れていない人でも安心です!
1人暮らし向けの料理なので、まずは1人分で練習したい人にもおすすめですよ。
世界一美味しい手抜きごはん 最速!やる気のいらない100レシピ/KADOKAWA
「世界一美味しい手抜きごはん 最速!やる気のいらない100レシピ」は第6回料理レシピ本大賞の大賞を受賞したレシピ本です。
料理の作り方は写真付きで紹介されているため、初めてのレシピでもチャレンジしやすいでしょう。
「料理上手になりたいけど、いきなり難しいレシピは無理!」という人も、ぜひチェックしてみてください。
がんばらなくてもできちゃう!基本のおかず100/主婦の友社
「がんばらなくてもできちゃう!基本のおかず100」は料理研究家の牛尾理恵さんが書いたレシピ本で、作り方をシンプルに紹介しているのが特徴です。
大きな写真で流れをわかりやすく説明しているため、料理初心者の人も段取りをイメージしやすいでしょう。
料理上手になるのに大切な、失敗しやすいポイントをカバーする方法も紹介していますよ。
決定版 ケンタロウ絶品!おかず/主婦の友社
「決定版 ケンタロウ絶品!おかず」はイラストレーターであり、料理研究家でもあるケンタロウさんのレシピを紹介した本です。
簡単に美味しいものを作りたい人向けのレシピを集めており、お肉料理から魚料理、野菜、丼ものと幅広い料理のレシピが載っています。
「料理するのにセンスないかも…」と落ち込んでいる人も、簡単に美味しい料理が作れますよ!
料理上手になる♡レシピ検索できるアプリ
アプリのなかには、たくさんのレシピが掲載されているものがあります。
動画も載っているアプリなら、本で見るより手順がわかりやすく、初めて料理する人にもおすすめです!
ここからは料理上手になるのにおすすめのアプリを紹介します。
クックパッド -No.1料理レシピ検索アプリ
レシピを検索するなら「クックパッド -No.1料理レシピ検索アプリ」は外せません。
「卵」「サンマ」「チーズインハンバーグ」など、食材や料理名を入れて検索するだけで、たくさんのレシピが一覧で表示されます!
作った料理を写真付きでアップも可能なので、モチベーションもアップするでしょう。
「秋の味覚」や「カフェメニュー」など、大まかなカテゴリーでレシピ分けされているページもあるので、なにを作るか悩むときにもおすすめです。
DELISH KITCHEN レシピ動画で料理を簡単に
動画付きでレシピを確認するなら「DELISH KITCHEN レシピ動画で料理を簡単に」が便利です。
こちらのアプリでは、短い動画で簡単にレシピを紹介しているので、「どう切ればいい?」「大きさはどのくらい?」「色が変わるまでっていつまで?」と細かいことが気になっても大丈夫。
レシピ数も多いので、気になるメニューにチャレンジできますよ!
クラシル – レシピ動画で料理がおいしく作れる
「クラシル – レシピ動画で料理がおいしく作れる」も動画で作り方を確認できるアプリです。
管理栄養士監修のレシピ動画が多数上がっており、美味しい料理の作り方をばっちりチェックできます。
手軽に作れるレシピもあり、料理上手になるための一歩として、簡単なレシピから始めたい人にもおすすめです。
料理上手になるには毎日の積み重ねが大切!少しずつ上達しよう
料理上手になるには、毎日料理を続けて少しずつ上手くなっていくのが、1番の近道です。まずはレシピ本を参考に必要な材料を揃え、手順を守って作ってみましょう。
徐々に慣れてきたら、アレンジ料理や冷蔵庫のなかにあるもので作る簡単レシピにもチャレンジしてみてください!
お弁当作りにチャンレンジするなら、こちらの記事もチェック♡
朝ごはんのレシピは、こちらの記事を参考にしてみてください。