高校生におすすめの習い事10選!リアルな習い事ランキングも紹介
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2024高校生に人気の習い事はどれだと思いますか?
せっかく習い事を始めるなら、友だちができたり、卒業後も趣味として楽しめるものだといいですよね。
Popteenでは、高校1年生~高校3年生165人を対象に、「習い事」に関するアンケート調査を行いました。
その結果と合わせて、高校生におすすめの習い事を紹介していきますね!
どのくらいの高校生が習い事してる?
まずは、高校生の習い事事情について、アンケート調査の結果をもとに紹介します。
習い事をしている高校生の割合
アンケート調査の結果、高校生で習い事をしている人の割合は約3割でした。
およそ3人に1人の高校生が、何らかの習い事をしているということになります。
高校生のリアルな習い事ランキング1位は「学習塾」
高校生の習い事として、圧倒的に多いのが「学習塾」です。
大学受験を控えた高校3年生だけでなく、高校1年生で学習塾に通っている人もいます。
苦手な教科だけ個別指導塾で教えてもらっている人もいるようです。
また、次いで多いのが、ピアノや書道、ダンスや英会話、バレエなどです。
これらの習い事は、幼稚園や小学校の頃から習っている人も多いでしょう。
他にも、高校生の習い事として以下のような回答がありました。
- ジム
- そろばん
- バイオリン
- バスケ
- バトントワーリング
- フルート
- 歌
- 絵
- 剣道
- 硬式テニス
など
フルートやバイオリンなどのピアノ以外の楽器を習っている人や、バスケやバトントワーリング、剣道や硬式テニスなど、高校生のなかには部活以外の運動系の習い事に通っている人もいるようです。
高校生が習い事をする頻度は「週1回」が半数以上
高校生の習い事の頻度としては、「週1回」という回答が半数以上を締めました。
学業やバイトなどと両立するには、そのくらいの頻度が適しているのかもしれませんね。
とはいえ、「週4回以上習い事に通っている」という高校生もいるので、頻度は人によって異なるようです。
複数の習い事を掛け持ちしている人もいれば、「学習塾に週2回通っている」という人もいるでしょう。
今からでも遅くない!高校生におすすめの習い事10選
「これまで習い事をしていなかったけど、新しいことを始めてみたい」と考えている高校生もいるのでは?
続いては、高校生からスタートしても遅くない、おすすめの習い事を10個紹介します。
おすすめの習い事 | メリット | デメリット |
英会話教室 | ・英語でのコミュニケーション能力が身に付く ・TOEICなどの資格取得が目指せる | ・月謝が高い |
プログラミング | ・実践的なプログラム技術が学べる | ・学べる内容は講師の力量に大きく左右される |
Webデザイン | ・就職に役立つ知識が身につけられる ・デザイン、イラストなど「好き」を伸ばせる | ・学べる内容は教室ごとの差が大きい |
ボルタリング | ・体を動かしてリフレッシュできる ・天候に関係なく楽しめる | 月謝が高い |
ギター | ・高校生からでも始めやすい ・楽器も1万円〜購入できる | ・楽器の種類が多く、教室選びに迷ってしまう ・講師との相性が重要 |
料理教室 | ・生活に役立つスキルを身につけられる ・交友関係が広がる | ・家で作ってみると美味しくできないこともある |
茶道 | ・おもてなしの心が身につく ・日本の伝統文化に触れられる | ・月謝が高い |
ボイストレーニング | ・歌が上手くなる ・滑舌がよくなる | ・講師との相性が重要 |
習字・書道 | ・字が綺麗になる ・就活や進学に生かせる | ・必ず字が綺麗になるとは限らない |
乗馬 | ・馬に癒される ・スポーツとしても楽しめる | ・月謝が高い ・教室の数が少ない |
英会話教室
学校や学習塾で英語の授業が好きという高校生におすすめしたいのが、英会話教室です。
文法や単語などを重点的に習う「英語」とは異なり、英会話は英語を使ってコミュニケーションするスキルを身につけることに重点が置かれています。
幼い頃から英会話教室に通っている人もいますが、高校生から始めても遅すぎるということはありません。
英語の基礎力が備わっている高校生からスタートすることで、スムーズに能力を伸ばすことができるというメリットがあるでしょう。
TOEIC、TOEFLなどの資格を取得すれば、進学や就職でも有利になります。
ただし、ネイティブ講師とのマンツーマンの英会話教室は月謝が高めに設定されていることもあるので、予算に応じてグループレッスンやオンライン英会話を選択する必要がありそうです。
プログラミング
プログラミングとは、「コンピュータに指示を出すこと」です。
2020年度からは小学校、2021年度からは中学校でもプログラミング教育が必修化されたので、中学校でプログラミングの授業を受けていたという高校生も多いでしょう。
ただし、学校でのプログラミングの授業はあくまでも「プログラミング的思考」を身につけさせるためのものであり、そこまで実践的ではありません。
「もっと深くプログラミングを学びたい」と思っている高校生には、プログラミング教室をおすすめします。
プログラミング教室では、ゲームを制作したり、ロボットに指示を出したりと、実践的なプログラミング技術を学ぶことが可能です。
将来的にプログラマーを目指したいという人にもぴったりでしょう。
ただし、プログラミングは、講師の力量によって学べるレベルに差が出やすい分野なので、教室選びの際には事前に体験レッスンを受けてみることをおすすめします。
Webデザイン
「絵を描くのが好き」「将来はWeb系の仕事がしたい」という高校生におすすめなのが、Webデザイン教室です。
Webデザインは幼い頃から習うようなものではないので、高校生からスタートしても遅いということはありません。
また、国家資格であるWebデザイン技能検定を取得すれば、履歴書にも記載できるので、就活も有利に進められるでしょう。
ただし、学べる内容には教室ごとに大きな差があるため、高校生はまず「Webデザインの基礎」をひと通り学ぶことができる教室を選ぶのがおすすめです。
ボルタリング
「体を動かすことが好き」「新しいスポーツに挑戦したい」という高校生におすすめしたいのが、ボルタリングです。
ボルタリングは、2021年の東京オリンピックでの追加種目として、スポーツクライミングが正式競技に採用されたのをきっかけに、幅広い世代で人気を集めています。
屋内で楽しめるスポーツなので、天候や時間帯に左右されずに通うことができ、学業とも両立しやすいでしょう。
また、全身の筋肉を鍛えることができるので、すでに部活などでスポーツをやっている高校生にもおすすめです。
個人競技ではあるものの、教室でのレッスンはグループで行われることが多いので、交友関係も広げることができます。
ボルタリングには1〜10級の難易度があり、少しずつレベルアップしていけるので、モチベーションも維持しやすいででしょう。
ただし、器具のレンタル料なども含めて月謝が高めに設定されているケースも多いので、予算に合わせた検討が必要になります。
「試してみたい」という方は、1回のみの単発スクールを利用するのも1つの方法です。
ギター
音楽好きな高校生におすすめなのが、ギターです。
ピアノやバイオリンとは違い、幼い頃からギターを習っている人は少ないので、高校生からスタートしても遅いということはありません。
楽器自体も1〜3万円程度で購入できるものもあり、気軽に始めやすいでしょう。
上手になったら弾き語りを楽しんだり、友達とバンドを組んでみても楽しそうですね。
ただし、ギターにはアコースティックギターやエレキギター、ベースギターなどさまざまな種類があるので、「これを弾いてみたい!」というものを選んで教室を決める必要があります。
また、マンツーマンレッスンの場合は、講師との相性も重要なポイントになるでしょう。
料理教室
「生活に役立つ習い事がしたい」という高校生におすすめなのが、料理教室です。
毎週通う教室もあれば、単発でレッスンが受けられる教室もあります。
料理教室には、幅広い年齢の人が通っているので、交友関係も広がるでしょう。
学割料金で通うことができる料理教室もありますよ。
また、料理コースだけでなく、ケーキやパンコースから選択できる教室もあるので、好みに合わせて選べるのもメリットです。まるでお店に並ぶようなケーキが作れたら、友達や恋人にも自慢できちゃいますよね。
ただし、「教室では美味しく作れたのに、家で作ってみると微妙だった」など、料理教室に通っても肝心の料理が身につかないこともあるので、注意が必要です。
料理教室を選ぶなら、ただ単にレシピを紹介するだけの教室ではなく、美味しく作るためのコツを細かく教えてくれたり、講師に気軽に質問できたりする教室を選びましょう。
茶道
「日本の伝統文化に触れてみたい!」という高校生におすすめしたい習い事が、茶道です。
茶道を始めるのに、適切なタイミングはなく、何歳からでもスタートできます。
茶道は、ただ単に「お茶を立てる」ことを学ぶ教室ではありません。
美しい作法や礼儀なども一緒に学ぶことができるので、「おもてなしの心」を身につけたい高校生にぴったりです。
ただし、茶道を習ったからといって、何か特別な資格が取得できるわけではありません。
また、レッスンのたびにお茶代やお菓子代がかかるので、月謝も意外と高額です。
ボイストレーニング
「カラオケが大好き」という高校生におすすめなのが、ボイストレーニング教室です。
高校生からスタートしても遅いということはなく、正しい発声方法や歌い方を学ぶことができます。
ボイストレーニング教室に通うことで、歌が上手くなるだけでなく、滑舌がよくなったり、大きな声が出せるようになったりと、日常生活で役立つ能力も身につけることができますよ。
ただし、マンツーマンレッスンが主流のため、講師との相性が悪いと長く続けることができません。
まずは体験レッスンを受講してみて、「ここに通いたい!」というスクールを選ぶことが大切です。
習字・書道
習字や書道も高校生に人気の習い事の1つです。
幼い頃から習い続けている人も多いですが、高校生からスタートしても遅すぎるということはありません。
実際に、高校生から書道部に入って、コンクールや大会に出場している人もたくさんいますよね。中には、師範試験を受けるまでに上達する人もいるようです。
習字や書道を習って字が綺麗になれば、ノートをまとめるのも上手になりますし、進学や就職の際にも有利になります。
ただし、「習字や書道を習えば、誰でも字が綺麗になる」というわけではありません。
なかには、長年通っていても、なかなか上達しない人もいるので、向き・不向きがありそうです。
乗馬
乗馬は、大人になってから始める人も多い習い事です。
高校生から乗馬を習うことで、馬と一緒に過ごして癒される、年齢の異なる人と交友関係が広げられるというメリットがあります。
また、馬術としてオリンピック競技にも採用されている乗馬は、スポーツとしても充分な魅力がありますよ。
ただし、乗馬スクールは月謝が高めに設定されていて、数もそれほど多くはありません。
高校生は興味のある習い事を始めてみよう
高校生から新しい習い事をはじめても、「遅すぎる」ということはありません。
実際に、高校生からはじめた習い事でスキルを身につけ、将来の職業に生かしている人もたくさんいます。
予算やスケジュールと相談しながら、興味のある習い事を始めてみてはいかがでしょうか。
習い事を始めることで、新しい趣味を見つけることができたり、交友関係を広げられたりといったメリットがありますよ。
調査時期:2023年10月11日(水)~2023年10月16日(月)
調査方法:インターネット調査
調査対象:高校生(1年〜3年生)
回答数:165人