高校生もインターンシップに参加しよう!メリットや内容、探し方を解説
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インターンシップなんて、まだまだ先の話だと思っている高校生もいるかもしれません。
しかし、高校生が企業のインターンシップに参加するメリットはたくさんあります。
この記事では、高校生はインターンシップに参加できるのか、メリットや内容、募集企業の探し方についても解説します。
高校生でもインターンシップは可能
インターシップとは、主に企業で行われる「就業体験」のことです。
実際の職場で仕事を体験する形式が一般的ですが、インターン生同士でのグループワーク形式を採用している企業や、先輩社員との交流会を行っている企業もあります。
就職活動を行う大学生3年生が参加するケースが多いですが、企業によっては高校生の参加も認められています。
大学生を対象としたものと比較すると数は少ないですが、高校生でもインターンシップに参加することは可能です。
高校生がインターンシップに参加するメリット
高校生のうちからインターンシップに参加すると、以下のようなメリットを得られます。
将来のイメージが持てる
インターンシップでは、実際の企業で就業体験ができます。
そのため、将来何がしたいか、どんな仕事がしたいかなど、就きたい仕事の具体的なイメージを膨らませることができるでしょう。
将来のイメージを持つことは、高校生にとっても重要なことです。
社会人としてのマナーを勉強できる
インターンシップに参加すると、高校生でも社会人としてのマナーを勉強できます。
電話の受け応えやメールの返信の仕方、名刺交換の仕方など、インターンシップでしか学べないことがたくさんあるでしょう。
高校生のインターンシップの内容は?何をするの?
インターンシップの内容は、就業先のる企業によって異なります。
一般的には、インターシップに参加すると、高校生もその企業の社員と同じような1日を過ごします。
朝出勤し、お昼休憩をとって、夕方まで働くのが基本です。
ただし、企業によってはインターン生の就業時間を短く設定しているところもあります。
また、インターンシップは職業体験なので給料が発生しないケースも多いです。
なかには交通費や日当を支給してくれる企業もあり、募集企業や働く内容によって大きく異なります。
高校生を対象としたインターンシップの探し方
高校生向けにインターンシップを募集している企業は、それほど多くはありません。
インターンシップに参加するには、しっかりとリサーチをして受け入れ先を探す必要があるでしょう。
ここからは、高校生を対象としたインターンシップの探し方について詳しく解説します。
長期休みの1ヶ月前から探す
インターンシップは、学生の長期休みに合わせて開催する企業が多いです。
特に夏休み中の7~8月、シルバーウイークがある9月、冬休みに入る12月は、インターンシップを募集する企業が増えるので、長期休みの1~2ヶ月前あたりから、リサーチを始めるのがおすすめです。
インターンの情報サイトをチェック
インターンシップの情報は、専門の情報サイトで集めましょう。
大学生向けのインターンシップサイトが多いですが、なかには高校生が参加可能な募集もあります。
まずは、Googleなどの検索エンジンで「高校生 インターンシップ」と検索してみてください。
学校の先生に聞いてみる
高校生の参加を受け入れているインターン先は、学校に直接募集をかけている可能性もあります。
特に、就職希望者が多い学校なら、先生に聞いてみるとインターンの情報を教えてくれるかもしれません。
過去の参加実績があれば、実際に参加した先輩のレポートなども確認できるでしょう。
高校生がインターンシップに参加するときの注意点
続いては、高校生がインターシップに参加するときの注意点を紹介します。
挨拶をしっかりする
インターンシップは、参加者にとってメリットのある就業体験ですが、仕事を教えてくれる先輩社員にとってのメリットはほとんどありません。
それどころか、普段通りに業務を進めることができなくなり、迷惑になっているケースもあります。
だからこそ、忙しい中で就業体験に協力してくれている社員さんたちには、気持ちの良い挨拶をすることを心がけましょう。
挨拶をしっかりすることは、社会人のマナーの基本です。
高校生のうちから挨拶をする習慣を身に付けておくと、きっと役立ちますよ。
教えられたことを忘れないようにメモする
インターンシップ中に教えてもらったことや学んだことは、忘れないようにメモをしましょう。
同じことを何回も質問するのは、忙しい社員さんに対して大変失礼です。
貴重な就業体験の機会を無駄にしないように、たくさんのことを学んでください。
報連相を意識する
インターンシップに参加している間は、報連相(報告・連絡・相談)をしっかり行うことを意識しましょう。
高校生で初めてのインターンシップなら、当然、失敗することもあるでしょう。
たとえ怒られそうなことであっても、自分からきちんと報告することが大切です。
インターンシップ参加前から緊張・怖いときの対処法
インターンシップへの参加が決まっても、直前になって緊張してしまったり、参加が怖くなってしまったりする高校生は少なくありません。
ここからは、インターシップへの参加が怖くなってしまった高校生に向けて、今すぐできる対処法を紹介します。
完璧を目指さない
インターシップは、あくまでも就業体験です。
社員さんの貴重な時間を割いていただいているのは事実ですが、お給料が発生しているわけではありません。
企業側も戦力として期待しているわけではないので、「うまくやらなければ」と力みすぎないことが大切です。
ある程度の緊張感を持つことは大切ですが、完璧を目指す必要はありません。
周りを頼る
インターンシップには、複数の学生が同時に参加するケースが多いです。
同じ企業のインターンシップに参加する仲間がいるときは、お互いに助け合うことを意識しましょう。
失敗してしまっても、仲間に相談することで、気持ちが楽になることもあります。
インターンシップは孤独な戦いではありません。
一緒に参加するインターン生はもちろん、先輩社員もしっかり支えてくれます。
悩みを一人で抱え込むことなく、周りを頼ることを心がけてみてください。
相談先を把握しておく
問題が発生したときに相談できるところを調べておくと、少し気が楽になるかもしれません。
たとえば、仕事でミスをしてしまったときには教育担当の社員さん、パワハラの被害に遭ったときなどは学校の先生に相談するのが一般的です。
万が一の事態が発生しても焦ることなく対処できるように、相談先はインターンシップの日程が開始する前にあらかじめ調べておきましょう。
インターンシップに参加して高校生のうちから仕事のイメージを掴んでおこう
就業体験であるインターンシップは、大学生を対象としたものが多いですが、企業によっては高校生の参加も認められています。
高校生のうちからインターンに参加することで、将来の仕事のイメージを持ちやすくなったり、社会人として必要なマナーを身につけられたり、さまざまなメリットを得られるでしょう。
高校生が参加できるインターンの情報については、インターネット上で調べられるほか、高校の進路指導の先生に聞いてみるという方法もあります。
初めてのインターンへの参加は、緊張してしまうかもしれませんが、怖がることはありません。
支えてくれる仲間や先輩社員もいるので、大丈夫ですよ。
インターンシップに参加して、高校生のうちから仕事のイメージを掴んでみてはいかがでしょうか。