カツ丼のカロリーはやばい!?ダイエット中の太らない食べ方を紹介

カツ丼のカロリーはやばい!?ダイエット中の太らない食べ方を紹介

カロリーが高いことで知られるカツ丼。
たまには食べたいけれど、ダイエット中はカロリーが気になって、カツ丼を我慢しているという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、カツ丼のカロリーはどれくらい高いのか、ダイエット中の太らない食べ方について紹介します。

カツ丼のカロリーはやばいくらい高い?

カツ丼のカロリーはやばいくらい高い?

サクサクに揚げたとんかつを醤油たれで煮込み、玉子でふんわりととじたカツ丼は、カロリーが高いというイメージが強いです。

特に、一般的なカツ丼はほどよく脂身のついたロースで、甘みがあるお肉が特徴です。

ほっともっとや松屋、コンビニなどチェーン店からは、以下のようにロースカツ丼のカロリーや糖質が公表されています。

 

商品カロリー炭水化物
ロースかつ丼(ほっともっと)944kcal126.5g(糖質118.0g)
ロースかつ丼(とんかつ松のや)1,068kcal119.5g
ロースかつ丼(とんかつまい泉)697kcal88.0g
だしの旨み!ロースかつ丼(ローソン)687kcal94.3g(糖質91.7g)
ロースかつ丼(セブンイレブン)863kcal145.5g(糖質139.3g)

カツ丼はパン粉を使った揚げ物とご飯のダブル糖質ということもあり、カロリーは高く、炭水化物の量も多い傾向にあります。

では、ヒレカツ丼やロースカツ丼、牛丼や親子丼など、その他の丼のカロリーと比べると、カツ丼のカロリーはどうなのでしょうか。

ヒレカツ丼のカロリー

ヒレカツ丼のカロリー

ヒレカツ丼は、ロースよりも脂身が少ないヒレ肉を使用しているため、食感は柔らかく、淡泊な味わいが特徴です。

以下は、チェーン店で販売されているヒレカツ丼のカロリーと炭水化物(糖質)をまとめたものです。

 

商品カロリー炭水化物(糖質)
ヒレかつ丼(とんかつ松のや)1,074kcal121.6g
ヒレかつ丼(とんかつまい泉)650kcal86.9g

ヒレカツ丼のかつは脂身の少なさから、ロースカツ丼に比べると、ややカロリーが低い傾向にあります。

ただし、ヒレの方がロースに比べると小ぶりであることが多く、同じ量を食べるにしてもパン粉をつける量が増えるので、炭水化物(糖質)の量はあまり変わらないです。

チキンカツ丼のカロリー

チキンカツ丼のカロリー

チキンカツ丼は、豚ロースの代わりにチキンカツを卵でとじた丼ものです。

鶏肉は、脂質の量が豚ロースよりも少なくカロリーを抑えることができますが、パン粉をつけて揚げるため、糖質は決して低くはありません。

例えば、とんかつ松のやで販売されている『親子ささみかつ丼』は、ヘルシーなささみを使用していますが、カロリーは1,086kcal、炭水化物は122.6gと、ダイエット中に食べるのはなかなかに厳しい数値を示しています。

味噌カツ丼のカロリー

味噌カツ丼のカロリー

愛知のご当地グルメである味噌カツを丼に盛った味噌カツ丼は、カツ丼同様に豚ロースを使用していることが多く、カロリーや糖質もさほど変わらない傾向にあります。

例えば、とんかつ松のやの『味噌ロースかつ丼』は970kcal、炭水化物124gとなっており、卵でコーティングされた『ロースカツ丼』の1,068kcal、119.5gとあまり変わりません。

牛丼のカロリー

牛丼のカロリー

牛丼は揚げ物ではないので、同じ丼でもカツ丼よりも低カロリーに抑えられています。

以下は、カロリーや糖質などを公表している飲食店・コンビニの牛丼をまとめた表です。

 

商品カロリー炭水化物(糖質)
牛丼・並(吉野家)633kcal88.2g
牛丼・並(すき家)733kcal104.1g
牛めし・並(松屋)732kcal95.3g
牛めし(セブンイレブン)645kcal90.4g(糖質84.7g)

各社で販売している牛丼には並以外にもさまざまなサイズがあり、大きめサイズを頼むほどカロリーも糖質も高くなります。

天丼のカロリー

天丼のカロリー

同じ丼ものではありますが、主に海鮮や野菜の天ぷらを載せた天丼は、カツ丼に比べると比較的カロリーが低くなる傾向にあります。

以下は、チェーン店などで公表されている主な天丼のカロリー・糖質の一覧です。

 

商品カロリー炭水化物(糖質)
海鮮天丼(ほっともっと)735kcal124.5g(糖質116.8g)
海老と穴子の天丼(てんや)668kcal109.8g
大海老と海鮮かき揚げ天丼(てんや)693kcal101.2g
海老と野菜の天丼(てんや)640kcal111.8g

親子丼のカロリー

親子丼のカロリー

親子丼は、カツ丼と同じくとろっとした卵がからんだ丼ですが、揚げ物ではないのでカツ丼よりもカロリーや糖質がやや低めです。

以下は、チェーン店などで公表されている親子丼のカロリーや糖質の一覧です。

 

商品カロリー炭水化物(糖質)
親子丼・並(吉野家)702kcal103.8g
地鶏親子丼~阿波尾鶏~(やよい軒)683kcal107.1g(糖質100.3g)
親子丼(ほっともっと)689kcal102.1g(糖質95.8g)
こだわり玉子の親子丼(セブンイレブン)588kcal100.7g(糖質92.8g)

ダイエット中に太りにくいカツ丼の食べ方は?

ダイエット中に太りにくいカツ丼の食べ方は?

ダイエット中だからといって、食べたいものを我慢し続けるのはストレスが溜まってしまうものです。

ここからは、ダイエット中に太りにくいカツ丼の食べ方を紹介します。

太りにくい食べ方を覚えて、ダイエット中でも美味しくカツ丼を食べましょう。

サラダ・汁物を先に食べる

カツ丼を食べるときは、サラダや汁物を先に食べるようにしましょう。

サラダや汁物などに含まれる食物繊維をしっかり食べてからカツ丼を食べることで、血糖値の上昇を緩やかにし、インスリンの大量分泌を抑えることができます。

また、サラダや汁物で先にお腹を膨らませておくことで、カツ丼の食べ過ぎも防ぐことができます。

カツ丼自体にはほとんど野菜が使われていないので、積極的にサラダや汁物で野菜の栄養素を摂るようにしましょう。

ご飯なし・ご飯少なめでカロリーオフ

パン粉とご飯を一緒に食べるカツ丼は、糖質が高く、カロリーが高くなりがちです。
そのため、ダイエット中にカツ丼を食べたいときは、ご飯なしやご飯少なめでカロリーオフするようにしましょう。

また、ご飯をもち麦や押し麦などを混ぜた麦ご飯にするのもおすすめです。
食物繊維を豊富に含んでいるので血糖値の急上昇を防いでインスリンの過剰分泌を防止してくれるので、体に脂肪が付きにくくなります。

また、白米を麦ご飯に変えるとカロリーを抑えることにつながります。ご飯のかさましにもなるので、少量でも満足感を得られるのではないでしょうか。

麦ご飯のカロリーが気になる方は、以下の記事を参考にしてください。

麦ご飯のカロリー・糖質はどれくらい?ダイエット中に食べる5つのメリットを紹介

ゆっくりと良く噛んで食べる

カツ丼を食べるときは、よく噛んで食べるようにしましょう。

よく咀嚼することは満腹中枢を刺激することができるので、満腹感を得られやすくなり、食べ過ぎを防ぐことができます。

また、よく噛んで食べと内臓脂肪の分解を促進する脳内物質が働いたり、唾液の分泌が増えて消化を助けてくれたりと、ダイエット中に嬉しいメリットがあります。

夕食ではなくランチで食べる

厚生労働省より発表された「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、女性の1日の推定エネルギー必要量は15~17歳は2,050~2,550kcal、18~29歳は1,700~2,300kcalと言われています。

しかし、カツ丼のカロリーは1杯で1日で必要となるカロリーの半分近くを占めてしまうため、1日を通しての摂取カロリーで帳尻を合わせる必要があります。

カツ丼を食べる日はカロリー過多になりがちになるため、ランチに食べて夕飯は野菜中心のスープにするなど工夫するようにしましょう。

ダイエット中もカツ丼を美味しく食べよう!

ダイエット中もカツ丼を美味しく食べよう!

カツ丼はカロリーが高い食べ物なので、どうしてもダイエット中に食べるのは抵抗感がありますよね。

しかし、食べたいものを我慢し続けるとストレスが溜まってしまいかねませんし。
カロリーの高いカツ丼も、工夫次第では太りにくい食べ方をすることができます。

カツ丼を食べたいというときは、今回紹介したような太りにくい食べ方を参考にし、美味しく食べてくださいね。