魚肉ソーセージはダイエット向き?カロリー・糖質、メリットと注意点を解説

魚肉ソーセージはダイエット向き?カロリー・糖質、メリットと注意点を解説

魚のすり身を原料とした魚肉ソーセージは、低カロリーで高タンパク質のものが多く、ダイエット向きの食べ物として注目を集めています。

この記事では、魚肉ソーセージは本当にダイエット向きの食品なのか、カロリーや糖質、ダイエット中に食べるメリットや注意点を紹介します

魚肉ソーセージはダイエット中に食べていい?

魚肉ソーセージはダイエット中に食べていい?

魚肉ソーセージは魚のすり身でできているので、ダイエット中に必要なタンパク質を摂取することができます。

とはいえ、ダイエット中はカロリーや糖質も気になるところ。

まずは、魚肉ソーセージはダイエット向きの食品なのか、主な栄養素やカロリー、糖質などを紹介します。

栄養素

ダイエット中に限らず、日々の食事はタンパク質や糖質、脂質などをバランスよく食べる必要があります。

魚肉ソーセージはタンパク質が摂れるというイメージが強いですが、他にもさまざまな栄養素が含まれています。

日本食品標準成分表2020年版(八訂)』によると、魚肉ソーセージに含まれる主な栄養素は、以下の通りです。

・タンパク質
・脂質
・炭水化物
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・鉄
・亜鉛
・マンガン
・銅
・ビタミンA(レチノール)
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンB12
・ビタミンD
・ビタミンE
・ナイアシン
・葉酸
・パントテン酸

魚肉ソーセージには、ダイエット中に不足しやすい栄養素がしっかりと含まれています。

DHAやEPA、N-アセチルグルコサミンなどのさまざまな成分が入った魚肉ソーセージを展開している食品メーカーもあります。

そのため、ダイエット中の間食やおやつに、ぴったりの食品と言えるでしょう。

カロリー

ダイエット中に気になるのは、魚肉ソーセージのカロリーですよね。

以下は、大手メーカーから販売されている魚肉ソーセージのカロリーの一例です。

 

 

メーカー 商品名 1本あたりのカロリー
ニッスイ おさかなのソーセージ 123kcal
減塩おさかなのソーセージ 125kcal
速筋タンパクソーセージ減塩 MSC 83kcal
毎日これ1本N-アセチルグルコサミンソーセージ 88kcal
毎日これ1本EPA+DHA ソーセージ 96kcal
マルハニチロ 1秒OPENおさかなソーセージ65g4本束 108kcal
銚子産いわしを使ったお魚ソーセージ65g3本束 118kcal
DHA入りリサーラソーセージ3本入 88kcal
丸大食品 フィッシュソーセージ 5本束 86kcal

 

魚肉ソーセージ1本あたりのカロリーは低いので、ダイエット中の間食やおやつに、お菓子を食べるよりもおすすめです。

糖質

ダイエットはカロリーを抑えるだけではなく、糖質も気にする必要があります。

以下は、大手メーカーから販売されている魚肉ソーセージの糖質です。

 

メーカー 商品名 1本あたりの炭水化物(糖質)
ニッスイ おさかなのソーセージ 9.9g
減塩おさかなのソーセージ 9.9g
速筋タンパクソーセージ減塩 MSC 9.9g
毎日これ1本N-アセチルグルコサミンソーセージ 6.3g
毎日これ1本 EPA+DHA ソーセージ 6.6g
マルハニチロ 1秒OPENおさかなソーセージ65g4本束 9.2g
銚子産いわしを使ったお魚ソーセージ65g3本束 7.7g
DHA入りリサーラソーセージ3本入 5.9g
丸大食品 フィッシュソーセージ 5本束 7.9g

 

魚肉ソーセージは、カロリーはもちろん、糖質量も低いので、お菓子類を食べるよりもダイエット中の間食に適しているでしょう。

魚肉ソーセージをダイエットに活用するメリット

魚肉ソーセージをダイエットに活用するメリット

魚肉ソーセージをダイエットに活用するメリットはさまざまあります。

魚肉ソーセージのメリットを知って、ダイエットに活用していきましょう。

タンパク質が豊富

魚肉ソーセージは魚のすり身を主原料としているのもあって、タンパク質を豊富に含みます。

タンパク質は筋肉をつけるのに必須の栄養素なので、魚肉ソーセージはダイエット中のタンパク質補給にぴったりです。

オメガ3を摂取できる

魚肉ソーセージには、コレステロールを下げる効果を持つ、オメガ3(必須脂肪酸)が含まれています。

健康を維持するために必要なオメガ3は、人間の体内では作ることができず、食事を通して摂取しなければいけません。

ダイエット中の間食に魚肉ソーセージを取り入れれば、手軽にオメガ3を摂取できます。

DHAを摂取できる

食事で摂取したエネルギーは消費しきれないと、肝臓で中性脂肪に合成されて体に脂肪として蓄えられてしまいます。しかし、魚肉ソーセージは中性脂肪を下げてくれるDHAが含まれているので、ダイエットをはじめとした健康習慣のサポートにぴったりです。

おやつ代わりになる

魚肉ソーセージはお菓子よりも低カロリーなのが特徴です。

1本ずつ個包装されているのもあって持ち運びもしやすく、おやつ代わりにしやすいでしょう。

夜食で食べても罪悪感が少ない

魚肉ソーセージは糖質もカロリーも低い上、さまざまな栄養成分を含んでいるので、夜食で食べても罪悪感が少ないです。

また、よく噛んで食べることで満足度も上がるので、ちょっとした小腹を満たしたいときにぴったりです。

コスパが良い

魚肉ソーセージの商品にもよりますが、4~5本束で販売されているものが多く、価格もお菓子を買うくらいの値段なので財布に優しいです。

コスパが良く、続けやすいのでダイエットのお供にしやすいでしょう。

魚肉ソーセージをダイエット中に食べるときの注意点

魚肉ソーセージをダイエット中に食べるときの注意点

お菓子よりも低カロリーでコスパの良い魚肉ソーセージですが、ダイエット中に食べるなら、注意しておきたい点もあります。

ここからは、ダイエット中の間食として魚肉ソーセージを食べるときの注意点を紹介します。

食べ過ぎに注意

魚肉ソーセージはいくら低カロリー、低糖質であるとはいえ、食べ過ぎてしまえば太る原因となります。

また、各メーカーでは1日あたり1本を目安に食べるように推奨しています。
魚肉ソーセージには食塩が含まれているため、食べ過ぎは塩分のとり過ぎにもなるので注意しましょう。

置き換えダイエットはNG

魚肉ソーセージはさまざまな栄養成分を含んでいますが、置き換えダイエットには適していません。

1日3食、栄養バランスよく食べ、間食などに魚肉ソーセージを取り入れて、ダイエット中に不足しがちな栄養を補いましょう。

醤油やマヨネーズはつけない

魚肉ソーセージを食べる際に醤油やマヨネーズをつける人がいますが、つけなくても十分に美味しく食べられます。

調味料を使用することで塩分やカロリーの摂りすぎになってしまうので、なるべく醤油やマヨネーズなどはつけずに食べるようにしましょう。

魚肉ソーセージは食べ方次第でダイエット向き!

魚肉ソーセージは低カロリーで糖質も少なく、栄養補給にも役立つ食べ物なので、食べ方次第ではダイエットに向いています。

今回紹介した注意点に留意しながら、ぜひ魚肉ソーセージをダイエットに取り入れてみましょう。