ネガティブ思考が止まらない!原因と考えるのをやめる改善方法を紹介
目次【開く】
ダメだと思っても、ネガティブ思考が止まらないことってありますよね。
自分ではどうしようもならないことも多く、「どうにかしてネガティブ思考を止めたい」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ネガティブ思考が止まらない原因や改善方法を紹介しています。
思考がマイナスに偏ってしまう人は、ぜひ参考にしてみてください。
ネガティブ思考が止まらない原因は?
つい悪いことばかり考えてしまうという人は、次のような原因があるのかもしれません。
ここでは、ネガティブ思考が止まらない原因を紹介します。
自己肯定感が低い
ネガティブ思考が止まらない人は、自己肯定感が低い傾向にあります。
「自分にはできない」「私なんかがいても迷惑だろう」と、自分を卑下してしまうと考え方もネガティブになっていきます。
自己肯定感が低いと人から「あなたならできる」と言われても、「そんなことない」「でも」と否定的になりがちです。
否定的になってしまうとポジティブに物事を考えることができず、ネガティブ思考に偏ってしまうでしょう。
失敗ばかり考えてしまう
失敗することばかり考えてしまうのも、ネガティブ思考が止まらない原因の1つです。
何かにチャレンジするとき、失敗を恐れることは誰にでもあります。
しかし、ネガティブ思考になりがちの人はそこからさらに、成功するイメージが浮かばないのが特徴です。
「上手くいかなかったらどうしよう」「失敗したら皆に迷惑がかかる」と、ダメになったときのことばかり考えて、なかなか行動に移せない傾向にあります。
人から嫌われたくない
人から嫌われたくない思いが強いのも、ネガティブ思考が止まらない原因と考えられます。
人から嫌われたくないと、自分の行動や言葉が相手にどう伝わったのか過剰に気にしすぎてしまいます。
「相手に不快な思いをさせたかもしれない」「嫌われたかもしれない」という不安から、ネガティブ思考になってしまうのです。
気持ちが落ち込んでいる
ネガティブ思考が止まらないのは、気持ちが落ち込んでいるのが原因かもしれません。
気持ちが落ち込んでいると、つい悪い方向へ考え方が傾きがちです。
精神的に不安定な状態が続いていると、ネガティブ思考も止まらなくなるでしょう。
常に悪い方向へ考えておくことで、今後起こり得る悪い事態に対応しようという自己防衛反応でもあります。
周囲から悪影響を受けている
周りの環境が悪いと、ネガティブ思考になりがちです。
周囲から常に「あなたが悪い」「こんなこともできないの?」など、マイナス言葉ばかりかけられていると、どんどん自信を喪失していきます。
周囲からの評価をそのまま自己評価につなげてしまう場合、自己肯定感も下がっていくでしょう。
その結果、「自分は何をしてもダメなんだ」とネガティブ思考が止まらないようになってしまうこともあります。
ネガティブ思考が止まらないのは病気の可能性あり?
ずっとネガティブ思考でいると「これは病気なのでは?」と心配になるケースもあるでしょう。
ネガティブ思考が続いてしまう状態を、「反芻(はんすう)思考」と呼びます。
ぐるぐる思考とも呼ばれており、過去の失敗や失言などを思い出しては考え続けてしまう状態を指します。
反芻思考自体は病気ではありませんが、何度も繰り返し失敗を思い出してしまうことで、うつ病などのほかの病気の原因となることもあります。
なるべくネガティブ思考が続かないように対処したほうが良いでしょう。
ネガティブ思考が止まらず、何かしらの病気ではないかと気になる場合は、病院で診察を受けてみましょう。
病気ではなくても、ネガティブ思考を変えるアドバイスがもらえるかもしれません。
ネガティブ思考の人はうざい?人間関係への影響
ネガティブ思考が止まらないでいると、人間関係への影響も心配ですよね。
ネガティブ思考になっているとき、人からの評価は過剰に気になってしまいがちです。
「うざいと思われていたらどうしよう」「嫌われていないだろうか」と不安になるあまり、ついつい人とのコミュニケーションでも相手の顔色を窺ってばかりになっていないでしょうか。
人に気を使いすぎることで、自分自身が疲弊していきます。
疲れると考え方も上向きになりにくいので、ネガティブ思考から抜け出しにくくなるでしょう。
また、人付き合いがストレスになる可能性も考えられます。
相手側もいつも気を使われていると「私といて楽しいのだろうか」と疑問に思い、離れていく可能性も。
ネガティブ思考が合わない人に関しては、イライラさせてしまうこともあります。
ですが、イライラさせてしまわないようにと無理に相手に合わせる必要はありません。
ネガティブ思考でも受け入れられる人はいるので、無理せずに一緒にいられる人といましょう。
ネガティブ思考を止めたい!改善する方法
ネガティブ思考が止まらない状態は、つらいですよね。
生活のしやすさや人間関係への影響を考えて、改善していきたいと考える人もいるでしょう。
そこでここからは、ネガティブ思考を止める改善方法を紹介していきます。
できることからチャレンジしてみてください。
今やっていることとは別のことをやる
ネガティブ思考になったとき、今やっていることとは別のことに取り組みましょう。
やることを変えるだけで、思考も切り替えやすくなります。
たとえば、テレビドラマを見ていて自分の失敗を思い出してしまったときは、チャンネルを切り替えて運動したり、テレビを消して部屋の片付けを始めたりすると良いでしょう。
別のことを考えようと意識するのではなく、別のことをやろうと体を動かすイメージです。
体を動かす
前述のとおり、体を動かすことはネガティブ思考が止まらないときの改善方法として国家的です。
ストレッチやジョギング、ウォーキングなど、運動することで心と体をリラックスさせることができます。
気持ちが落ち着くと、ネガティブに偏りがちだった思考もフラットに近づいていきます。
ネガティブ思考が止まらないときだけでなく、運動を習慣化できると良いですよ。
プラス言葉の日記をつける
「今日はこんな良いことがあった」「友達から嬉しい言葉をかけられた」など、良いことをまとめる日記をつけるのも、ネガティブ思考の改善方法としておすすめです。
日記をつけるときはプラス言葉を意識しましょう。
プラス言葉とは、前向きになる、明るい言葉のことです。嬉しかったことや、今日頑張ったことを書くだけでも問題ありません。
日記を書くときに注意したいのは、プラス言葉を書いたあとに「でも」「だけど」と否定を入れて反省点など書かないことです。
嬉しかったことや気持ちがわくわくしたことなどを日記につけていきましょう。
ポジティブな人と一緒にいる
ネガティブ思考が止まらない人は、ポジティブな人と一緒にいることで考え方が改善していく可能性があります。
ポジティブ思考な人は、難しいことでも「とりあえずチャレンジしてみよう!」と努力家が多いです。
また、人がチャレンジするときでも「難しいよ」「やめておきな」と止めるのではなく、「頑張って!」「できることがあったら手伝うよ!」と応援してくれるので、ネガティブ思考の人でも「やってみよう」という気持ちになりやすいでしょう。
反対に、周りにネガティブな人が集まっていると、ネガティブ思考になりやすいです。
周りの考え方は自分にも伝染しやすいので、ネガティブ思考を止めたいときはポジティブな人と関わるようにしてみてくださいね。
成功体験を積み重ねる
成功体験を積み重ねることで、ネガティブ思考も改善されていくかもしれません。
ネガティブ思考が止まらないのは、成功のイメージが掴みにくいからという原因もあるでしょう。
そのため、成功体験を増やしていけば、イメージも掴みやすくなり、ネガティブから脱するきっかけになるかもしれません。
成功体験は小さなものでもOKです。
「今日は1駅分歩く」「コンビニデザートを我慢する」「10分運動する」など、できることを目標に立てましょう。
目標を立てて達成したことは、日記に書いておくと良いですよ。
太陽の光を浴びる
ネガティブ思考の改善方法として、太陽の光を浴びるのもおすすめです。
太陽の光を浴びると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンは気持ちを前向きにさせると言われており、減少するとイライラやネガティブな感情になりやすいのです。
朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びたり、晴れた日は日中に散歩時間を作って外に出たりすると良いでしょう。
瞑想する
ネガティブ思考をリセットするために、瞑想を取り入れていきましょう。
瞑想は心身をリラックス状態に持っていくため、落ち込みがちでネガティブ思考が止まらないという人は試してみましょう。
瞑想のやり方は次のとおりです。
【瞑想のやり方】
- 背筋を伸ばし、楽な姿勢で座る
- 目を軽く閉じるか、薄く開いて斜め前を見る
- 呼吸に意識を向ける
- 何かを考えてもそれに意識を向けず、呼吸に集中し直す
- 10分程度続ける
呼吸に意識を向けるときは、息を吸ったときにお腹や胸が広がるのを感じましょう。
息を吐き出すときは、お腹や胸が縮むのを感じてください。
できれば毎日、瞑想時間を取れるのが良いです。
時間がないときは2〜3日に1回は行ってみましょう。
ネガティブ思考が止まらないときは行動を変えてみよう
ネガティブ思考が止まらないのは、自己肯定感が低くなっていたり、周りの環境が良くなかったりとさまざまな原因があります。
ネガティブ思考になるのを止めたいときは、運動したり、環境を変えたりとできることから1つずつ取り組んでみましょう。
毎日続けることで、少しずつ考え方に変化が出てくるかもしれませんよ。https://popteen.co.jp/media/9138/