フットワークが軽いってどんな人?意味や特徴、付き合い方を解説
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周りに「フットワークが軽いな」と思う人はいませんか?
フットワークの軽さは行動力や人間関係の広さにつながり、その人の魅力に映りますが、時には周りの人がついていけなくて疲弊することもあるでしょう。
この記事ではフットワークの意味をはじめ、フットワークが軽い人の特徴や付き合い方について紹介します。
フットワークとは
「フットワーク」には2つの意味があります。
- 球技やボクシングなどのスポーツでの足の運び方。足さばき。
- 機動力
以上のことから、「フットワークが軽い」とは、行動が早い、俊敏に動くという意味があります。
つまり、「フットワークが軽い」は、何かするときに素早く行動を起こす人のことを指すのです。
反対に「フットワークが重い」は行動を起こすまで時間がかかる人を指しますが、あまり使われることはありません。
「フットワークが軽い」は褒め言葉?
「フットワークが軽い」は、行動力がある人や判断が早い人を褒めるときに使われることが多いです。
たとえば、グループで作業をするとき、周りを様子見する人ばかりでは思うように作業が進みませんよね。そういうとき、フットワークが軽い人がいると、スムーズに作業が進み、とても助かります。
また、急に遊びに誘ってもすぐにのってくれる人も、フットワークが軽いと褒めることが多いです。
ただし、場合によっては「尻軽」「八方美人」など、ネガティブな意味で使われることもあるので注意しておきましょう。
「フットワークが軽い」を言い換えると?
「フットワークが軽い」を別の言葉に言い換えると、次のような言い方があります。
- 行動力がある
- 決断力がある
- 機敏
「行動力がある」「決断力がある」はフットワークの軽さの特徴です。思い立ったとき、実際に行動に移すことを「行動力がある」といい、判断が早くハッキリと意見を言うことを「決断力がある」ということが多いです。
また、「機敏」とは、状況に応じて素早く判断して行動することを意味しています。
フットワークが軽いというとネガティブな意味で伝わりそうなときは、別の言葉に言い換えてみると良いでしょう。
フットワークが軽いとデメリットはある?
思い立ったらすぐ行動、決断力があって行動も早いフットワークが軽い人は、何事にも出遅れることは少ないでしょう。
しかし、考える時間が短いため、ミスすることが多かったり、周りがついていけず、置いてけぼりにしてしまうこともあります。
行動力があるのは良いですが、気づいたら大きな問題を引き起こしていたり、周りから孤立していたりするのが、フットワークが軽いことのデメリットです。
フットワークが軽い人に共通する6つの特徴
フットワークが軽い人には次のような特徴があります。
リスケがうまい
フットワークが軽い人はスケジュール管理がうまく、突然の誘いや急な予定変更にも柔軟に対応ができます。
マルチタスクも得意で、同時期に複数の作業をこなせることから、人に頼りにされているでしょう。
メンタルが強い
メンタルが強く、ミスをしても引きずらずに次の行動に移せるのが、フットワークが軽い人の特徴の一つです。
くよくよ考え込まないため、問題が起きても頭を切り替えて、すぐに対処できます。気持ちの切り替えが早い柔軟性のある考え方やポジティブさも持ち合わせているでしょう。
趣味が多い
フットワークの軽さからさまざまなことに挑戦するため、趣味が多いという特徴もあります。
登山やスポーツといったアウトドア系はもちろん、読書やゲームなど、人から「面白いよ」とすすめられたり、「これ一緒にやろうよ!」と誘われたりすると、始めることも多いです。
判断が早い
フットワークが軽い人は深く考え込むよりも、まずは行動してみる傾向が強いです。そのため、行動を起こすまでの判断も素早く、人よりも先に動き出しているでしょう。
「ほどほどに」がうまい
フットワークが軽い人は、「まずはやってみよう」という判断の早さと行動力が強みですが、「完璧にこなす」よりも「スピード重視でこなす」のが得意です。
100点満点を目指すのではなく、平均点や皆が納得する及第点で作業を切り替え、タスクをこなしていくでしょう。
友達が多い
フットワークが軽い人は、誘いを断ることが少なく、さまざまな付き合いに顔を出すため、友達が多い傾向にあります。
人との壁も低く、誰とでも気軽に話せて仲良くなりやすいため、友達がいない場所で新しい友達を作るのも得意でしょう。
フットワークが軽い人とはどう付き合う?
フットワークの軽さはその人の魅力ですが、周りの人はその行動力に振り回されて疲れてしまうこともあります。
うまくフットワークの軽い人と付き合うには、どのようにすれば良いのか、ここではフットワークが軽い人との付き合い方を紹介します。
自分のペースを守る
フットワークが軽い人に付き合うとき、相手のペースに合わせようとすると、途中でついていけずに疲れてしまうかもしれません。
相手のペースに合わせず、自分のペースを守って付き合うことで、長く良い関係が築けるでしょう。適切な距離感を見つけ、深く付き合いすぎないのが重要です。
NOは伝える
フットワークが軽い人は決断も早いため、相手のペースに乗ると自分の意見を言う暇もないかもしれません。ですが、相手の言う通りに付き合うのではなく、「ちょっと待って」と相手をとめて、自分の意見を言うのも大切です。
相手のペースに付き合いきれないときは、きちんと「NO」を伝えましょう。
たまには付き合う
フットワークが軽い人に付き合うのに、自分のペースを守るのは大事ですが、誘いを断り続けていると相手も寂しくなってしまいますよね。
適切な距離を保ちつつ、体力や気持ちに余裕があるときは相手の誘いを受けるのも、円滑な人間関係には必要です。
相手の誘いに乗るときにどの程度まで付き合えるかを伝えておくと、少しずつお互いにとってベストな付き合い方が出来上がるでしょう。
真似してみる
フットワークの軽さに憧れて、自分もフットワークが軽くなりたいというときは、周りにいるフットワークが軽い人の真似をしてみるのもおすすめです。
フットワークが軽い人に遊びに誘われたら、疲れない範囲でどんどん付き合っていきましょう。新しい趣味を見つけたり、人との出会いがあったりするかもしれません。
フットワークが軽い人に向いていることは?
フットワークが軽い人はスケジュール管理がうまく、決断力もあるため、グループのリーダーとなって日程調整や行程決めを行うのに適しています。
趣味の多さから、遊びの引き出しもたくさんあり、魅力的な提案も豊富にできるでしょう。
また、フットワークの軽さを生かして新しいことにも貪欲に取り組んでいけるため、仕事をするなら営業職や企画職が向いています。
フットワークを軽くして新しいことにチャレンジしてみよう!
フットワークの軽さは、新しいことへの挑戦や新しい人との出会いにつながります。
いろんなことを一気に始めてみるのは難しいかもしれませんが、フットワークが軽い人をお手本に、興味を持っていることや、やってみたいことに思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。