「馬が合わない」の意味や由来・類語を解説!合わない人との付き合い方も紹介
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馬が合わないという言葉を聞いたことがある。でも、どんな意味なのかよく分からないままになっているという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、馬が合わないという言葉の意味や由来、言い換えに使える類語を解説するとともに、馬が合わないクラスメイトや上司など身近な人との付き合い方も紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
「馬が合わない」とは
まずは、「馬が合わない」という言葉について詳しく解説していきます。
「馬が合わない」の意味とは?
馬が合わないとは、「馬が合う」の否定形。
馬が合うは性格が合う・意気投合するという意味なので、それを否定する「馬が合わない」は、
- 性格が合わない
- 気が合わない
といった意味となります。
「この人とは馬が合わない」「馬が合わない相手とは話が盛り上がらない」などの表現で使われます。
「馬が合わない」の類語とは?
「馬が合わない」の類語としては、
- そりが合わない
- 噛み合わない
- 相容れない
- ノリが合わない
- 相性が良くない
などが挙げられます。
これらは「馬が合わない」に近い意味を持っており、言い換えることができるでしょう。
「馬が合わない」の由来とは?
「馬が合わない」という言葉は、もともと乗馬に関する用語であったと考えられています。
馬と、その馬に乗って走る騎手の相性が悪いために、馬が言うことを聞かなかったり、騎手が振り落とされたりといった様子から、気が合わない様子を指す言葉として使われるようになりました。
馬が合わない人の特徴
「悪い人じゃないけれど、この人と自分は馬が合わない」と感じてしまうことはあります。ここからは、馬が合わないと感じやすい人の特徴や状況を紹介します。
異なる意見を持っている
馬が合わない人は、あなたと全く異なる意見を持っていることが多いです。
そのため、会話が弾まなかったり、趣味や仕事のスタイルが合わなかったりするでしょう。
沈黙が辛い
馬が合う人とは、特に話すことがなくても気まずくならないもの。
逆に馬が合わない人とは、会話が途切れると気まずい、何か話さなくてはと焦ってしまったり、相手が何を考えているのか分からず不安になったりすることがあります。
相手に興味を持てない
馬が合わない人は共通点が少なかったり、会話が弾まなかったりするために興味が持てないことが多いでしょう。
相手に興味を持てないために仲良くなるきっかけも見つからず、距離ができてしまいがちです。
第一印象が悪い
人付き合いにおいて、第一印象はとても大事と言われています。第一印象はその後の評価にも影響を与えるので、最初に好印象があればなんとなくその後も良い人と思いがちです。
逆に悪い印象があると、それを大きく覆すのはなかなか難しいとされています。
あなたが「馬が合わない」と感じている場合、相手の第一印象が悪かったために、自分とは相性が悪いと感じてしまっているのかもしれません。
人付き合いそのものがしんどくなっている
身近な人に対して馬が合わないと感じるとき、自分自身が人付き合いに疲れているため、余裕を持ってコミュニケーションをとることができず、「馬が合わない」と感じる瞬間が増えている可能性もあります。
相手ではなく自分のなかに原因があるというパターンです。
馬が合わない人との付き合い方
馬が合わない人と無理して仲良くする必要はありませんが、クラスメイトや職場の同僚・上司などは、気まずくならないように上手に付き合うことが大切です。
また、うまく付き合えるようになることで、日常生活のストレスが軽減する可能性も。
ここでは、馬が合わない人との付き合い方のコツを紹介します。
良いところを見つける
馬が合わない人ともうまく付き合っていくためには、ほんの些細なことで良いので良いところを見つけてみてください。
悪いところばかりを見ていると、余計に苦手意識が芽生えてしまうものです。
- 整理整頓ができる
- 得意科目がある
- 友達や趣味が多い
- 姿勢が良い
など、相手の良いところを見つけることで、馬が合わない相手でも尊敬の気持ちを持って接することができるようになりますよ。
共通点を探す
馬が合わない人と雑談をする機会があれば、自分と相手になにか共通点がないか探してみるのがおすすめです。
共通点がある相手には親近感が湧くもの。
話題によってはその後の会話を楽しむことができ、距離が縮まるきっかけになるかもしれません。
相手の話をよく聞く
馬が合わないからと避けたり、相手の意見を否定したりしていませんか?
このままではお互いの距離が広がるばかりでなく、職場やクラス全体の空気を悪くしたり、仕事の遅れ・トラブルに発展したりする可能性も。
馬が合わない人とうまく付き合うためには、相手のことを尊重する姿勢が大切ですよ。
人付き合いの方法を見直す
人付き合いそのものがしんどいために、馬が合わないと感じる場合は、自分の人付き合いの方法を見直してみましょう。
人付き合いが面倒・嫌になってしまう人は、「嫌われたくない」「相手の期待に応えなきゃ」などの考えで自分を縛ってしまっている可能性があります。
以下の記事を参考に、人付き合いを楽にする方法を考えてみましょう。
距離を置く
相手とどうしても馬が合わない、なにをしても距離が縮まらないときは、無理に仲良くなろうとしてもお互いのストレスになってしまいます。
険悪にならないように挨拶や必要な会話をするのみとして、必要以上にプライベートな会話はしないようにすると、うまく距離をとれるでしょう。
「馬が合わない」の意味は「気が合わない」
馬が合わないという言葉は気が合わないという意味で、そりが合わない・相容れないなどの言葉が類語として挙げられます。
馬が合わないと感じる人は、意見が合わない、沈黙が気まずいなどの特徴があるでしょう。また自分に余裕がないために、馬が合わないと感じてしまっている可能性も。
馬が合わない人とうまく付き合うためには、相手の良いところや自分との共通点を探す。相手の意見を否定せず話をよく聞くといった方法がおすすめです。
今回の記事を参考に、馬が合わないという言葉の意味、上手な人付き合いの方法を覚えちゃいましょう!
もし馬が合わない人とのコミュニケーションでストレスが溜まったら、以下の記事を参考にしてみてください。