恋愛できないのはどうして…?その原因は病気だから!?

恋愛できないのはどうして…?その原因は病気だから!?

恋愛できない…とお悩みの方は意外といますよね。
今回は好きな人が見つからない・ときめかない、という恋愛ができない悩みを持っている人の特徴や、恋愛できない病気とはどういったものがあるのか紹介します。

恋愛できない人はどれくらいいるの?

恋愛できない人はどれくらいいるの?

国立社会保障人口問題研究所による「第15回出生動向基本調査」によると、2015年の調査の段階で交際相手がいない人の割合は、男性は69.8%、女性は59.1%でした。
しかし、「交際相手がいない」というだけで、このなかには「恋愛したいのにできない人」と「恋愛したくない人」がいますよね。

このうち、「交際を望んでいる」のに交際相手がいない人は男性は31.9%、女性は26.0%。
この調査の対象は18~34歳の未婚男女ですので、恋愛したいのに恋愛できない人は3~4人に1人くらいの割合ということになります。

参考:国立社会保障人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」

恋愛できない人の特徴5つ

恋愛できない人の特徴5つ

恋愛できないと思ったら、自分に問題があるのではないかと疑ってしまいますよね。
どうして自分が恋愛できないのか、それを知るためには「恋愛できない人の特徴」をみて、自分に当てはまるか診断してみると問題点が見えてくるかもしれませんよ。

自分に自信がない

恋愛できないのは自分に自信がないからという人は意外と多いです。
自分の見た目にコンプレックスを抱えていたり、「私みたいな女と恋愛したい人なんているはずない」と思ってしまい、自然と異性を遠ざけてしまうのです。

理想が高い

自分に自信がないというのとは逆の特徴も。自分を過大評価しすぎて、「私に釣り合う男はみんなの人気者で、高身長・イケメンじゃないと!」と相手に求めるものが大きすぎると恋愛はしにくいでしょう。
理想が高すぎると恋愛相手がなかなか見つからず、恋愛できない状態が続いてしまうのです。

プライベートが忙しい

恋愛できないのは部活や趣味が忙しいからという人も多いです。
友達と遊ぶ約束が入っていたり、アイドルのコンサートに通い詰めていたり、プライベートが充実していると恋愛に割いている時間がないのです。

恋愛のハードルが高すぎる

恋愛できない人は「恋愛」というものへのハードルが高すぎるという場合もあります。
恋愛相手とは将来結婚するかも、一生付き合う相手じゃなきゃ嫌と思っていませんか?
今から将来のことを考えて行動していると、なかなか恋愛も難しいでしょう。

心に傷を抱えている

恋愛できない人のなかには、心に傷を抱えているという人もいます。
過去の恋愛や育ってきた環境などさまざまな要因で心に傷を抱えて、自分では気づいていないけど恋愛できない病気を抱えてしまっているのかもしれません。

恋愛できない病気ってあるの?

恋愛できない病気ってあるの?

過去のトラウマや男性に対する恐怖心といった心の問題だけでなく、体調や無性愛といったさまざまな理由から恋愛ができないこともあります。

恋愛できないでいると「自分は恋愛できない病気なんじゃないか」と悩む人もいるかもしれませんが、実際はいろいろな原因が重なって恋愛できないだけということもあります。

ここからは恋愛できない心身的な原因を紹介していきますが、すべてが病気というわけではありません。
ですが、自分に当てはまる内容があって深刻に悩んでいる場合は、病院で診察を受けたり、カウンセリングに行ってみたりしましょう。

男性恐怖症

男性恐怖症

恋愛ができない病気のひとつとして「男性恐怖症」が例にあがることが多いです。
病気とは違いますが、過去に男性から受けた暴力や、男性に言われて傷ついた経験があると、男性全般に恐怖を感じてしまうことも。

男性が近くにいると過去の恐怖を思い出して「怖い」と思ってしまったり、男性と話すときに怖くてうまく話せなかったりなど、人によって症状はさまざまです。

恋愛がしたいと思っていても、好きになる対象に恐怖感があったらデートするのも、アプローチするのも難しいですよね。

TSD(心的外傷後ストレス障害)

過去に恋愛経験があるのに、急に恋愛できないようになってしまったという人はなにか病気なのではと心配になりますよね。
過去に恋愛経験があったり、人を好きになったことがあるのに、急に恋愛できなくなってしまったのであれば、もしかしたらPTSDの可能性もあります。

PTSDは心的外傷後ストレス障害といわれていて、過去に命の危険が迫るような出来事を経験したことにより、強い精神的ショックを受けて、そのあとの生活に障害をもたらすストレス障害の一種です。
過去に恋愛相手から暴力を受けたり、ひどい裏切りなど心理的に大きなショックを受けた場合、恋愛できないほど傷ついてしまうこともあるのです。

回避性人格障害

回避性人格障害とは、周囲から批判されるなど拒絶されること・恥をかくことを恐れて、人との関わりや批判を受けそうな状況を避けようとするという特徴があるパーソナリティ障害の一種です。

自分に自信がなく、他人に批判される・拒絶されるのが怖いので、恋愛でも「自分のことを好きになるはずがない」「拒絶されたら怖い」と思ってしまうのです。
恥をかきたくないので相手にアプローチもできず、相手が少しでも嫌な顔をすると、深刻に考えすぎてしまいます。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れ

よく女性は生理中や前後の期間でイライラしやすいなんて話がありますよね。それはホルモンバランスによる影響といわれています。
ホルモンバランスの乱れは恋愛できない心の状態につながることがあります。

幸せで健康的な状態だとホルモンバランスが整っていて気分も上がり、恋愛モードに入ることができるのですが、学校やバイト、人間関係で悩んでいたり、なかなか体を休めることができず、心身ともに疲れてぼろぼろの状態だと、ホルモンバランスが崩れて気持ちが落ち込んでしまうのです。
その状態では恋愛をしたいという気分にならず、恋愛できなくなります。

恋愛できない病気なのかも…と悩んでしまうとさらに心の負担となり、「恋愛しなくては」と焦る気持ちが自分を追い詰めてしまうかもしれません。
恋愛できない病気なのではなく、心と体が疲れている状態だからと思いましょう。

シンデレラコンプレックス

病気とは違いますが、シンデレラコンプレックスを抱えている人も恋愛ができない状態です。
シンデレラコンプレックスとは、「いつか素敵な王子様が自分を迎えに来てくれる」という思いを抱えて、自分の力ではなく男性の力によって自分の人生を変えてもらうのを待っている女性の依存的願望のことを指します。

シンデレラのように外的な要因によって自分の人生が大きく変わると信じているため、理想が高くなってしまいなかなか恋愛ができないのです。

自尊心の低下

自尊心の低下

自尊心の低下によって「自分なんか」「自分なんて」と卑下して、恋愛ができないような状態になってしまう人もいます。

自分に自信を持てないことで、自分を好きになってくれる人なんていないと思い込み、恋愛できないのです。
こういった人は常に周りの評価を気にする傾向や、他人と自分を比較してしまう傾向があり、告白されても「こんな私に告白するなんてきっと何かの罰ゲームだ」「付き合ったらきっと本性をしってがっかりさせてしまう」と考えて、恋愛に一歩踏み出せないのです。

自尊心が低すぎる場合は心の病気が関わっている可能性もあるので、カウンセリングや診察を受けることも考えてみましょう。

無性愛者

恋愛できない病気ではないですが、もしかしたらあなたのセクシュアリティが自分の想像とは少し違うのかもしれません。

恋愛では、男性は女性に恋をして、女性は男性に恋をする「異性愛」や、男性が男性を、女性が女性を愛する「同性愛」、恋愛対象に男性も女性も含む「両性愛」の人もいます。
一方で、男性にも女性にも性的に興味を持たない、恋愛感情も持たない「無性愛者」もいるのです。

今まで恋愛感情を持ったことがない、性的興奮も覚えたことがないという人は、もしかすると無性愛者なのかもしれません。

周りが恋愛をしていて自分だけ好きな人ができない、恋愛ができないとなると「病気なのでは?」と思うかもしれませんが、そうではないのです。

無性愛者は、実は将来好きな人が現れる可能性も、恋愛とは違って家族として愛する人に出会う可能性も、さまざまな可能性があるので、「私は無性愛者だから絶対にこう」と決めつけずにありのままの自分を受け入れるようにしましょう。

恋愛できないときの解決方法は?

恋愛できないときの解決方法は?

恋愛できないのが悩みなら、自分が恋愛できない理由を考えてみましょう。
もし先ほど紹介した恋愛できない病気に近いものを感じたのであれば、カウンセリングや診察を受けてみるのもおすすめです。

一人でずっと考えるよりも、誰かに相談してみる形で口に出して話してみると、自分がどうしたいのか、自分の悪いところなどが自然と出てくることもあります。
誰かに聞いてもらうことで、その人からの客観的な意見を聞けるのも、恋愛できないという悩みを解決する糸口になるかもしれません。

恋愛できない悩みは1人で抱えないで相談してみよう

恋愛できない人の特徴や、恋愛できない病気などについてまとめてみましたが、いかがでしたか?
恋愛できない病気だと決めつけて悲観的になったり、無理に恋愛しようと必死になると余計につらい気持ちになることもあります。
まずは、なぜ自分は恋愛できないのか冷静に見つめ直して、恋愛したいと思える気持ちが芽生えるのを待つのも良いでしょう。

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