ホットタオルの簡単な作り方!冷めないコツや注意点、スキンケアのポイントも解説

ホットタオルの簡単な作り方!冷めないコツや注意点、スキンケアのポイントも解説

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毛穴汚れが気になる、目が疲れている、髪の毛がパサパサ…このような悩み対策に効果的なのが、ホットタオルです。

この記事では、電子レンジやお湯を使った簡単なホットタオルの作り方を紹介します。

ホットタオルの温度を長持ちさせるコツや効果的な使い方も解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ホットタオルの簡単な作り方

ホットタオルの簡単な作り方

ホットタオルは、特別な道具がなくても簡単に作れます。
ここで紹介する作り方を参考に、早速やってみましょう。

ホットタオルの作り方【電子レンジの場合】

電子レンジを使ったホットタオルの作り方は、以下の通りです。

① タオルを水で濡らして、固めに絞る
② タオルを電子レンジで30秒〜1分ほど温める
③ 少し冷ましてから肌に当てる

電子レンジから出したばかりのホットタオルはとても熱いので、手に持ったり、肌に当てたりするときは注意しましょう。
タオルの厚さ次第で温め時間が変わるので、最初は様子を見ながら温めると良いですね。

ホットタオルの作り方【お湯の場合】

お湯を使ったホットタオルの作り方は、以下の通りです。

① 洗面器などに40〜50度のお湯を張る
② タオルの半分を、1分ほどお湯につける
③ タオルの濡れている部分を、乾いている部分で包んで絞る

小さいタオルよりは、大きめのタオルを使うと作りやすいです。
絞るときは火傷に注意してくださいね。

ホットタオルの作り方【タオルウォーマーの場合】

サロンや飲食店などで使われている「タオルウォーマー」を使うと、いつでも必要なときにホットタオルを使うことができます。

タオルウォーマーを使うホットタオルの作り方はとても簡単。タオルを濡らして絞り、くるくると丸めてタオルウォーマーに入れるだけで、30分ほどで温かいホットタオルができあがります。

タオルウォーマーでホットタオルを作るのに時間がかかりますが、タオルを何枚も入れて温めておくことができるので、お店のおしぼりのような感覚で手軽に取り出して使えるのがメリットです。

アロマで香りをつけて、もっとリラックス

ホットタオルにアロマオイルで良い香りをつけておくと、リラックス効果も期待できます。
アロマの香りは脳に働きかけて自律神経のバランスを整え、心身をリラックスモードにすることができるのです。夜寝る前にリラックスできると睡眠の質が上がり、美肌や疲労回復につながりますよ。

ホットタオルに香りをつけたいときは、お湯のなかに好みの香りのアロマオイルを垂らして、タオルをひたしましょう。

ホットタオルを作る際の注意点

ホットタオルを作る際の注意点

ホットタオルを作るときは、電子レンジの使い方ややけどに注意する必要があります。

続いては、ホットタオルの作り方で注意すべき点について紹介します!

温めすぎない

電子レンジには、自動で適温に温めてくれる「オート・自動モード」というものがあります。しかし、ホットタオルを作るときは自動モードを使うと温めすぎてしまう可能性があるので注意が必要です。

最初は30秒〜1分ほど温めて、その後は10秒ずつ温度を確かめながら温めましょう。

発火の危険がないかチェック

ホットタオルを電子レンジで作るときは、タオルに金属や化学繊維が使われていないかチェックしてから温めましょう。

ラメや金糸や銀糸などが使われているものや、化学繊維のタオルは発火の危険性があるので避けてください。

ホットタオルにするタオルは、綿や麻などの自然素材を使った飾りのないシンプルなデザインのものが良いでしょう。

タオルは必ず均一に濡らしてから温める

電子レンジでホットタオルを作るときは、タオルが濡れていないと発火の危険性があります。

必ずタオル全体を濡らして、乾いてる部分がないかチェックしてから温めるようにしましょう。

ホットタオルがすぐ冷めるときの対処法

ホットタオルの温かさを長持ちさせるには?

ホットタオルは、室温によってはすぐに冷めてしまうこともあります。
じっくりと肌や髪の毛を温めるために、できるだけ温度を長持ちさせたいですよね。

ホットタオルがすぐ冷めるときの対処法について紹介します!

ラップやビニール袋でタオルを包む

温めたホットタオルを、ラップやビニール袋、ジップロックなどで包んで使うと、冷めずに暖かさが長持ちしやすいです。

タオルの質感や蒸気などを肌で感じることができませんが、温かさを長く感じるだけでなく、洋服や肌が濡れずに済むというメリットもあります。

厚手・長めのタオルを使う

温かい水をより多く含める厚手のタオルや吸水力が高いタオルを使うのも良いでしょう。

また、長めのタオルを顔のうえで折り畳んで使えば、布と布の間に温度がこもり、温かさが長持ちしますよ。

ホットタオルの効果

ホットタオルの効果

ホットタオルは電子レンジなどで簡単に作れることが分かりましたが、一体どんな効果が期待できるのでしょうか。

毛穴汚れを落としやすくする

毛穴のブツブツが気になるときは、毛穴に汚れや皮脂などが詰まってできる「角栓」が原因かもしれません。

角栓はただ洗うだけではなかなか落ちないのですが、温めつつ水分を与えると毛穴がゆるみ、落としやすくなります。

ホットタオルを乗せてから洗顔すると、毛穴汚れの解消に効果的ですよ。
以下の記事では美肌になるためにおすすめのスキンケアを紹介しています。ホットタオルで毛穴の汚れをオフしたら、実践してみてくださいね。

美肌になるには?基本のスキンケアや肌に良い食べ物を詳しく紹介!

 

クマやむくみを解消

ホットタオルで顔を温めると、毛細血管が広がって血の流れが良くなるので、クマやむくみの解消も期待できます。

クマは、流れの滞った血が目の下に透けているものと、ターンオーバー(肌の新陳代謝)が乱れて色素が沈着しているものがあり、血行を促進することで解消できる場合があります。

むくみは、血の流れに乗って排出されるはずの水分が、血行不良によって体に溜まった状態です。血行が良くなると余分な水分がスムーズに流れるようになり、改善につながります。

目の疲れを癒す

スマホを見続けたり、長時間勉強したりして目が疲れてきたら、ホットタオルを使って癒してあげるのがおすすめです。

目が疲れは血行不良が原因で起こる場合があります。血行が悪くなって、血で運ばれるはずの栄養や酸素が行き届かなくなるのです。

ホットタオルで顔の血行を促すと、血とともに栄養が運ばれ、目の疲労の回復につながります。

首を温めて冷えを改善

ホットタオルを首に乗せると、体全体の冷えを解消することもできますよ。

血には、熱を全身に伝えて体を温める役割があります。特に首には太い血管が通っているので、ホットタオルを乗せると温かい血が全身を巡り、体がポカポカするでしょう。

髪の毛のケアにも効果的

トリートメントを使っているのに効果を感じられないという人は、髪の毛にホットタオルを当ててみましょう。

お風呂上がり、タオルドライした髪にトリートメントをつけ、ホットタオルを頭全体に巻きます。冷めないようにホットタオルの上からビニールキャップをかぶり、5〜10分ほどおいてからお湯でトリートメントを流しましょう。
トリートメントが髪に浸透しやすくなり、いつもよりツヤツヤの髪になりますよ。

ホットタオルの正しい使い方【毛穴ケアの方法】

ホットタオルの正しい使い方【毛穴ケアの方法】

最後に、ホットタオルで毛穴ケアをしたい人向けにやり方を紹介します。
効果を実感しやすくするポイントも合わせて解説するので、スキンケアに取り入れてみましょう。

肌を清潔にしておく

顔にホットタオルを乗せるときに、肌にメイクや汚れが残っていると、開いた毛穴にそれが入ってしまうことがあります。
事前にクレンジングや洗顔をしておき、肌を清潔にしてからホットタオルを使いましょう。

【2023年最新】洗顔ブラシの人気おすすめ12選!効果やデメリットも解説

 

息ができるように乗せる

息ができるように鼻を避けて乗せる

ホットタオルは2〜3分ほど顔に乗せておくものですが、全体に被せると息がしにくいので、鼻の穴がタオルの隙間から出るように乗せましょう。
ホットタオルの中心部を鼻の下に乗せ、両サイドをおでこに向かって折り上げ、三角形になるようにすると、顔全体を覆いつつも息がしやすいですよ。

頻度は週に1・2回ほどにしておく

毎日ホットタオルを顔に乗せていると、皮脂を落としすぎてしまいます。皮脂は肌の潤いを保つだけでなくバリア機能も果たしており、不足すると乾燥やさまざまな肌トラブルの原因になることもあるのです。

ホットタオルを使うのは週に1・2回ほどにしておきましょう。

終わったあとは保湿する

ホットタオルを使ったあとの肌は、水分が蒸発して乾燥しやすい状態になっています。ケアが終わったら、乳液やクリームなどで保湿しましょう。

温まって毛穴が開いた肌は保湿成分が浸透しやすくなっているので、いつもよりさらにしっとりとした仕上がりを目指せますよ。

作り方は簡単!ホットタオルで、肌や目、髪の毛のケアをしよう!

ホットタオルの作り方はとても簡単で、電子レンジやお湯などを使えば今日からでもチャレンジできます。

美肌や目の疲れの回復、美髪などさまざまな効果が期待できるので、ぜひホットタオルを日々のケアに取り入れてみてくださいね!