【SDGs】高校生の私たちにできることは?取り組み事例10選

【SDGs】高校生の私たちにできることは?取り組み事例10選

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「SDGs」という言葉を耳にしたことがある高校生も多いのではないでしょうか。

SDGsなんて関係ないと思っている人もいるかもしれませんが、実は、高校生が身近なところできるSDGsの取り組みもたくさんあるんです。

今回は、SDGsとは何かを分かりやすく解説します。高校生にもできるSDGsの取り組み事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

SDGsとは?

SDGsとは?

 

SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の頭文字を取った言葉です。

2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月に行われた国連サミットにより、加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されています。

2030年までに、持続可能でよりよい世界の実現を目指すために定められた国際目標であり、17のゴール・169のターゲットから構成されています。

発展途上国だけでなく、先進国自身が取り組むべき普遍的な目標であり、日本も国をあげて積極的に取り組んでいます。

SDGs17の目標・ゴール

SDGs17の目標・ゴール

SDGsの17の目標・ゴールは、以下の通りです。

目標番号 名称 詳細
目標1 貧困をなくそう あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
目標2 飢餓をゼロに 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する
目標3 すべての人に健康と福祉を あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
目標4 質の高い教育をみんなに すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する
目標5 ジェンダー平等を実現しよう ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う
目標6 安全な水とトイレを世界中に すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
目標8 働きがいも経済成長も 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう 強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
目標10 人や国の不平等をなくそう 国内及び各国家間の不平等を是正する
目標11 住み続けられるまちづくりを 包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
目標12 つくる責任つかう責任 持続可能な消費生産形態を確保する
目標13 気候変動に具体的な対策を 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
目標14 海の豊かさを守ろう 持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
目標15 陸の豊かさも守ろう 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
目標16 平和と公正をすべての人に 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

出典:SDGsって知ってる?JAPAN SDGs Action Platform | 外務省

SDGsについて知っている高校生は約8割

SDGsについて知っている高校生は約8割

2023年10月にPopteen(ポップティーン)が行ったアンケート調査によると、SDGsについて「知っている」と答えた高校生は全体の約8割でした。

「SDGsについて知っている?」

はい:83%
いいえ:4%
未回答:13%

ほとんどの高校生が、SDGsについて知っているようです。

高校生がSDGsに取り組むべき理由

SDGsは、この地球に暮らす全ての人々に共通する目標であり、日本の高校生も対象外ではありません。

また、高校生がSDGsに取り組む理由には以下のようなものがあります。

将来のより良い世界のための活動だから
進路の選択にも役立つから
社会と関わりながら活動できるから

SDGsは、「持続可能でよりよい世界の実現を目指す」ための国際目標です。
地球のより良い未来を築くための目標なので、まさに、これからの時代を生きていく高校生こそ、積極的に取り組むべきだと言えるでしょう。

自分たちの将来をより良いものにするためにも、17の目標のそれぞれについて正しく理解し、できることから始めていきましょう。

「SDGs私たちにできること」高校生の取り組み事例10選

「SDGs私たちにできること」高校生の取り組み事例11選

続いては、Popteen(ポップティーン)のアンケート調査の結果をもとに、高校生SDGsへの取り組み実例をいくつか紹介します。

エコバッグを持ち歩く・レジ袋を買わない

エコバッグを持ち歩く・レジ袋を買わない

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

  • 買い物に行くときにエコバックを持参している
  • 買い物したときにレジ袋を貰わないようにしている

エコバックを持参する活動は、高校生にもできる立派なSDGsの取り組みです。

レジ袋を使わないことで、プラスチックの消費量の削減につながるため、「目標14:海の豊かさを守ろう」を実現できます。

マイボトルを持ち歩く・プラカップを使わない

マイボトルを持ち歩く・プラカップを使わない

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

  • 店内だったらプラスチックカップじゃなくてグラスに入れてもらってます
  • 出かけるときは必ず水筒を持つ
  • 水筒はだいたいどこへ行く時も持っていってる

マイボトルを持ち歩いたり、プラカップの使用を避けたりすることもSDGsの取り組みです。

エコバック持参と同じく、プラスチックや資源の消費量の削減につながるため、「目標14:海の豊かさを守ろう」を実現できます。

マイ箸・マイストローを持ち歩く

マイ箸・マイストローを持ち歩く

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

マイストローを持ち運んでる
紙ストローを使う

ファーストフード店などを利用する際に、持参したマイストローを使用したり、プラストローではなく紙ストローを使用することもプラスチックの消費量の削減につながります。

こちらも「目標14:海の豊かさを守ろう」のための取り組みです。そもそもストローを使わず、コップで直接飲むのもいいですね。

また、割り箸ではなく、マイ箸を持ち歩くこともSDGsの取り組みです。可愛いマイ箸を使えば、食事のときのテンションも上がって一石二鳥です。

ゴミの分別

ゴミの分別

 

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

  • ゴミの分別は正確に行っている
  • ゴミを分別して捨ててます

プラスチックやペットボトルなどの資源ごみを適切に分別することは、「目標14:海の豊かさを守ろう」「目標12:つくる責任つかう責任」の2つの目標に関わってきます。

持続可能な社会を実現するためには、限りある資源を大切に活用しなければなりません。

節電を心がける

節電を心がける

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

  • エアコンの温度に気を付けている
  • 電気を使わないところは消す

電気も、限りある資源の一つです。日常生活の中で節電を心がけることは、高校生にもできるSDGsの取り組みですよ。

具体的には、「目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の達成に関わる行動です。

エアコンの設定温度を夏は高め、冬は低めに設定したり、こまめに電気を消したりと、できることから始めてみましょう。

水を使いすぎないようにする

水を使いすぎないようにする

 

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

  • 水を使いすぎないようにすること
  • こまめに水をとめる
  • シャワーの時間を減らすようにしてます

世界的な人口の増加にともない、水不足が深刻な社会問題になっています。

インフラがきちんと整備された日本では、そこまで意識することはないかもしれませんが、持続可能な社会を実現するためには、水を使いすぎないようにすることが大切です。

これは、SDGsにおける「目標6:安全な水とトイレを世界中に」の達成に関わってきます。

実際に、できる範囲で節水に取り組んでいる高校生も多いです。

特に、シャワーは水をたくさん消費するので、できるだけ短い時間で済ませたり、浴槽に貯めたお湯を使用するようにしたりするといいですね。

自転車や公共交通機関を利用する

自転車や公共交通機関を利用する

 

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

  • できるだけ自転車
  • 公共交通機関移動

自動車によるCO2の排出は、地球温暖化を引き起こすと懸念されています。

高校生が自動車を運転することはほとんどありませんが、「家族の運転する車で駅まで送ってもらう」という機会は多いでしょう。

できるだけ車に乗る機会を減らし、自転車やバスなどの公共交通機関での移動に切り替えることも、高校生にできるSDGsの取り組みの一つです。

これは、「目標13:気候変動に具体的な対策を」の実現につながります。

着なくなった洋服のリサイクル

着なくなった洋服のリサイクル

 

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

  • 着られなくなった服は捨てないで掃除グッズや人形の服に変える
  • 着ない洋服はフリマアプリで安く売っている

おしゃれに気を遣う高校生は、洋服を購入する機会も多いですよね。

「もう着ないけど、まだ着られる」という洋服に関しては、リサイクルをするのがおすすめです。

これは、「目標12:つくる責任つかう責任」の達成に関わる立派なSDGsの取り組みです。

リサイクルできない洋服を、カットして雑巾にして掃除に使うのもエコな活動です。

古紙の再利用

古紙の再利用

 

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

  • 学校の配布プリントの裏紙の再利用
  • 新聞紙や雑誌はリサイクルゴミに出す

プリントを裏紙として使うなど、古紙の再利用も高校生にできるSDGsの取り組みです。
これもリサイクルに関する取り組みなので、「目標12:つくる責任つかう責任」に関わります。

他にも、いらなくなった包装紙をブックカバーとして再利用したり、新聞紙で簡易的なゴミ箱を作ったりと、紙の再利用方法にはさまざまなものがあるので、調べてみると楽しいですよ。

食品ロスを減らす

食品ロスを減らす

 

【高校生のSDGsな取り組み事例(アンケートの回答)】

残さず食べる
食べ残ししない

 

食べ残しをせず、食品ロスを減らすことも、高校生にできるSDGsの取り組みです。
こちらも、「目標12:つくる責任つかう責任」の実現に関わっています。

家でも食堂でも、とにかく「残さず食べる」のが、食品ロスを減らすためのシンプルな取り組みです。

また、自分で料理を作る機会がある人は、食材を買いすぎたり、料理を作りすぎたりしないように気を配りましょう。

高校生が身近にできるSDGsの取り組み

高校生が身近にできるSDGsの取り組み

続いては、高校生が身近にできるSDGsの取り組みを、目標ごとに考えてみたいと思います。

「目標3:すべての人に健康と福祉を」の実現のためにできること

「目標3:すべての人に健康と福祉を」を実現するために高校生がすぐにできる取り組みとしては、以下のようなものがあります。

車椅子の人が困っていたら、手を差し伸べる
医療・福祉関係の募金活動に参加する
医療施設・福祉施設でのボランティア活動に参加する

また、将来的に「医療系・福祉系の仕事に就くことを目指す」というのも、高校生ならではの目標への取り組み方もしれませんね。

「目標4:質の高い教育をみんなに」の実現のためにできること

「目標4:質の高い教育をみんなに」を実現するために、高校生ができる取り組みとしては、以下のようなものがあります。

教育支援ボランティアに参加する
教育支援の活動をしている団体に寄付する

得意科目があるなら、教育支援ボランティアに積極的に参加してみると、やりがいを得られるかもしれません。

「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」の実現のためにできること

「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」を実現するために、高校生ができる取り組みには、以下のようなものがあります。

 

ジェンダー平等について調べ、性別に対する先入観をなくす
女性は家事、男性は仕事というイメージを持たず、将来の選択肢を増やす

ジェンダー平等を実現するためには、高校生のうちから性別に対する先入観を無くすことが大切です。

「将来は専業主婦になりたいな〜」という女子高校生もいるかもしれませんが、現代は女性がバリバリ働くことだって叶います。

「女性は家事、男性は仕事」というイメージにとらわれず、考え方を変えていくことも大切でしょう。

「目標10:人や国の不平等をなくそう」の実現のためにできること

「目標10:人や国の不平等をなくそう」という目標は、とてもスケールの大きなものに感じるかもしれませんが、高校生にも関係のない話ではありません。

差別をしない
いじめをなくす

たとえば、身の回りの人への理解を深め、差別をせず、いじめをなくすことも、この目標の達成につながるでしょう。

「目標11:住み続けられるまちづくりを」の実現のためにできること

「目標11:住み続けられるまちづくりを」を実現するために、高校生にできることには、以下のようなものがあります。

 

地域貢献になるボランティア活動に積極的に参加する
自分たちが住んでいる街の魅力について調べてPRする
避難所や避難ルートを確認しておく

高齢化が進む日本には、過疎化が進む地域がたくさんあります。
自分たちが住んでいる街を将来的により良くしていくためには、高校生などの若い世代が、率先して街の魅力をアピールしていくことが大切です。

「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」の実現のためにできること

「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」を実現するためには、高校生も積極的にSDGs関連イベントに参加することが大切です。

SDGsに興味がない友達も誘い、関連イベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。

たとえば、体験型のゲームが行われるイベントなどは、高校生でも楽しく参加することができますよ。

SDGsの目標達成に向けて高校生の私たちにできることを実践していこう!

SDGsの目標達成に向けて高校生の私たちにできることを実践していこう!

SDGsには、持続可能な社会の実現のために必要な17の目標があります。
その全てを完全に理解し、取り組んでいくことは、高校生には少し難しく感じるかもしれません。

しかし、日常の何気ない行動も、SDGsの取り組みだと捉えることができます。
たとえば、買い物にエコバックを持参したり、プラストローを紙ストローに変更するだけでも、立派なSDGsの取り組みにつながるんです。

SDGsの実現には、高校生など、これからの時代を生きていく若い世代の積極的な取り組みが欠かせません。

まずはSDGsとは何なのかを正しく理解し、普段の生活でできることから取り組んでみてはいかがでしょうか。