お腹が鳴らない食べ物はどれ?食べ方のポイントも解説

お腹が鳴らない食べ物はどれ?食べ方のポイントも解説

静かなタイミングでお腹が鳴ってしまうと恥ずかしいですよね。

そこで、この記事ではお腹が鳴らないための食べ物を紹介していきます。
簡単に用意できるものや、コンビニで買えるものが登場するので、朝食や昼食、間食に取り入れてみてくださいね。

そもそもお腹が鳴る原因は?

そもそもお腹が鳴る原因は?

お腹が鳴らない食べ物の前に、まず、お腹が鳴る原因を紹介します。

空腹時

空腹になると、脳から分泌されるホルモンの影響で胃が収縮します。
胃には空気や液体が入っているので、収縮するとこれらがかき混ぜられたり、流れたりすることで音が鳴るのです。

食後

お腹が鳴るのは空腹時に限ったことではありません。
食後、食べ物を消化しているときにも鳴ることがあります。特に、たくさん食べたときや乳製品、冷たいもの、刺激物などを食べた場合は、お腹が鳴りやすくなりますよ。

病気の可能性もある?

ここまで紹介したように、空腹時や食後にお腹が鳴るのはよくあることであり、心配しなければならないことではないでしょう。
しかし、ただお腹が鳴るだけでなく、下痢や便秘、腹痛、吐き気を伴うなどの症状があるときは、病気の可能性もあると考えられます。

気になる場合は自分だけでなんとかしようとせず、病院に行くことも検討しましょう。

お腹が鳴らない食べ物【食物繊維が多いもの】

お腹が鳴らない食べ物【食物繊維が多いもの】

ここからは、お腹が鳴らないために、実際になにを食べれば良いかを紹介していきます。

お腹が鳴らない食べ物としては、まず、食物繊維が多いものがおすすめです。

食物繊維が多い食べ物は消化がゆっくりで、胃に長くとどまりやすいものが多いです。そのためすぐ空腹にならず、お腹が鳴るのを防げるでしょう。

玄米

白米の食物繊維は100gあたり0.3gほどであるのに対し、玄米は100gあたり1.4gと多くの食物繊維が含まれています。
お腹が鳴らないためには、主食に玄米を選んでみましょう。

家で玄米を炊いておき、朝食・昼食に食べるとお腹が鳴りにくいですよ。
コンビニにも玄米おにぎりや、電子レンジで温めるだけで温かい玄米が食べられるパックなどが販売されているので、お腹が鳴らない食べ物を選びたいときはこちらがおすすめです。

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オートミール

製品ごとに異なりますが、オートミールは100gあたり9.4gほどの食物繊維が含まれています。
オートミールは牛乳やヨーグルトをかけたり、ご飯の代わりとしておかゆのようにしたりと、手軽にさまざまな食べ方ができるので、朝食や間食におすすめです。

コンビニでは、カップスープのようにお湯を注いで食べられるオートミール製品が売っていますよ。

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えのきたけ、まいたけなどのきのこ

きのこ類は、食物繊維が豊富な食べ物です。
料理の仕方で変動しますが、

・えのきたけは100gあたり4.0gほど
・まいたけは100gあたり3.0gほど
・しいたけは100gあたり5.0gほど

の食物繊維が含まれています。

朝食や昼食にきのこの炊き込みご飯や、おかずとしてきのこの炒め物などを用意してみましょう。
コンビニでは、具材としてきのこが使われているサラダやスープが販売されていますよ。

芋類

芋類もまた、食物繊維を多く含む食べ物。
100gあたり、じゃがいもなら8.9g、さといもなら2.3g、さつまいもなら2.2gほどの食物繊維が含まれていますよ。

お腹が鳴らないためには、朝食や昼食のおかずに芋類がメインのおかずを積極的に食べましょう。
また、コンビニでは干し芋を購入できるので、間食にするのもおすすめです。

全粒粉パン

朝食や昼食にパンを食べることが多い人には、全粒粉パンを選ぶことをおすすめします。
通常の食パンは食物繊維が100gあたり2.0gほどであるのに対し、全粒粉パンには100gあたり11.2gと食物繊維が多く含まれているんです。
そのため腹持ちが良く、お腹が鳴らないためにぴったりの食べ物と言えるでしょう。

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そば

麺類でお腹が鳴らない食べ物を探したい人は、そばを選ぶと良いでしょう。
同じ麺類であるうどんの食物繊維量が100gあたり1.3gほどであるのに対し、そばは100gあたり2.9gほど食物繊維が含まれています。

肉や野菜などさまざまなトッピングが乗っているそばなら、より満足感も得やすいのでおすすめです。

お腹が鳴らない食べ物【腹持ちが良いもの】

お腹が鳴らない食べ物【腹持ちが良いもの】

食物繊維が豊富に含まれている食べ物のほか、たんぱく質が多く含まれるものや消化に時間がかかるもの、硬いものも腹持ちが良いですよ。

ここからはこのように、腹持ちが良い食べ物を紹介していきます。

たんぱく質は炭水化物と比べてより長く胃に滞在する傾向があり、空腹を感じるのが遅くなります。
そのためたんぱく質豊富な食べ物は、お腹が鳴らない食べ物として挙げられるのです。

たんぱく質が豊富な食べ物としては、まず肉が挙げられますね。
なかでも鶏肉はたんぱく質を多く含むだけでなく、糖質や脂質の量が少ないので太りにくく、ダイエット中の人にもおすすめです。

ただし、揚げ物のように油が多い料理だと、消化が悪くかえってお腹が鳴ることもあるので、焼いたものや茹でたものが良いですよ。

牛乳・豆乳

食べ物ではなく飲み物ですが、牛乳・豆乳もお腹が鳴らないためにおすすめです。
牛乳には100gあたり3.3gほど、豆乳には3.6gほどのたんぱく質が含まれており、お茶や水を飲むよりも腹持ちが良いと言えます。

コンビニでもパック牛乳や豆乳飲料が売っているので、朝食や間食などに飲むと良いですよ。

ナッツ

ナッツは硬いのでよく噛んで食べる必要があり、満腹感を得やすい食べ物です。
たくさん噛むと満腹中枢が刺激されて空腹を感じにくくなり、お腹が鳴るのを防ぐことにつながるでしょう。

ただしナッツは脂質を多く含み、食べすぎると肥満やニキビにつながることもあるので、量に気をつけてくださいね。

煎餅

よく噛むことができ満腹感を得やすい食べ物としては、煎餅も挙げられます。
間食にはスナック菓子ではなくより硬い煎餅を選ぶことで、お腹が鳴りにくくなるでしょう。

もち

もちは粘り気が強く、柔らかいけれど良く噛んで食べますよね。
そのため満腹感を得やすい食べ物です。

また粘り気があることで、胃のなかでの消化が遅く、空腹を感じにくくなります。
そのため、お腹が鳴らない食べ物の一つとして挙げられるでしょう。

ただし、もちは血糖値が上がりやすい食べ物です。
血糖値が急に上がったあと降下すると、ホルモンの影響で強い空腹を感じることがあり、かえってお腹が鳴ってしまう可能性もあります。
そのため、血糖値の急上昇を防ぐ野菜と一緒に食べる、ゆっくりと食べるといった工夫をすることが大切です。

お腹が鳴らない食べ方

お腹が鳴らない食べ方

ここまでお腹が鳴りにくくなる食べ物を紹介しましたが、食べ方にも気を付けることで、お腹が鳴りにくくなりますよ。
以下の記事と合わせて、参考にしてみてください。

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よく噛んでゆっくり食べる

あまり噛まずに食べたり、急いで食べたりすると、満腹感を得にくくなってしまいます。
メニューによっては急激に血糖値が上がり、空腹を強く感じる可能性もあるでしょう。

また、早食いをすると食べ物と一緒に空気を飲み込んでしまい、これもお腹が鳴る原因になる可能性があります。

朝食・間食を食べる

いままで朝食や間食を食べる習慣がなかった人は、そのせいで空腹になり、お腹が鳴りやすくなっていた可能性があります。

夕食をしっかり食べたとしても、4〜7時間ほどで食べ物が消化され胃が空っぽになってしまうので、特に朝食を食べないと、昼までにお腹が空いてしまうことが多いです。

朝は食欲が湧かない、間食すると太っちゃうかもなどの事情があるかもしれませんが、お腹が鳴らないためにはきちんと食べて空腹を避けることをおすすめします。

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お腹が鳴らない食べ物・食べ方を意識してみよう!

今回は、お腹が鳴らない食べ物や食べ方を紹介しました。
お腹が鳴らない食べ物としては食物繊維が多い食べ物や、高たんぱくな食べ物がおすすめなので、試してみてくださいね。

食べ物を食べるときは、ゆっくりよく噛んで食べるようにしましょう。朝食をとっていない人は、まずは朝ごはんを食べることから始めてみてください。