「白い目で見られる」とは?言葉の意味・白い目で見られる人&SNSの特徴
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「白い目で見られる」「白い目で見る」という言い回しを、聞いたことがありますか?
なんとなくニュアンスは分かるけど、意味はよく知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「白い目で見られる」「白い目で見る」の意味をはじめ、白い目で見られる人・白い目を向けられるSNS投稿の特徴についても紹介してきます。
白い目で見られるとは?語源や類語など!
最初に、「白い目」という言葉について詳しく紹介します。
「白い目で見る」の意味は?
「白い目」には、
- 冷淡な目
- 悪意を込めた目
という意味があります。
人を見るとき、下からねめつけたり、横目でじろりと見たりすると、目のなかには白目の部分が多くなります。
このことから、気に入らない人・ものを見るときに、冷たい視線を送ることを「白い目で見る」と言うようになりました。
「白い目で見る」の語源は?
時は三国時代、中国。
魏の国にいたある学者が、気に入らない客人に対して冷淡な視線を送っていました。
そのときの目は黒目の部分が少なく、白目の部分が多かったのです。
この故事から、冷たい・悪意を込めた視線を送る目のことを「白い目」と言うようになったのです。
「白い目で見る」の類語は?
白い目で見るという言葉に近い意味を持つ類語も多くありますよ。
たとえば、
- 白眼視する
- 白い目を向ける
- 冷たい視線を浴びせる
- 冷たい視線を向ける
- 冷たい目で見る
- 冷たい目を向ける
- 冷ややかな目を向ける
- 冷ややかな眼差しを向ける
- 悪意の目を向ける
- 意地悪い目を向ける
- 非難の目で見る
などが、「白い目で見る」の類語です。
白い目で見られる人の特徴
ネガティブな意味を持つ「白い目で見る」。
できれば白い目で見られることは避けたいですよね。
そこで、白い目で見られる人の特徴を紹介します。
- 人とは違うことをしている
- 自分が正しいと思っている
- 世間知らず
- 人の意見を聞かない
- 上から目線
このような意識を持っていたり、意図せずとも世間知らず・上から目線な行動をしていたりしませんか?
自分の振る舞いを振り返り、注意してみると良いかもしれません。
白い目で見られるSNS投稿とは?
インスタグラムやツイッターといったSNSでの投稿は自由なものですが、友達や知り合いに白い目で見られている場合、実生活に影響があることも。
見ている人の顔を見られないからこそ、SNS投稿の内容には注意が必要ですよ。
ここでは、白い目で見られるSNS投稿と、その理由について詳しく紹介します。
明らかに加工した自撮写真
自撮り写真をSNSに載せるなら、かわいく映ったベストショットが良いですよね。
しかし、加工のしすぎで普段とあまりにも違う顔だったり、足を伸ばしすぎて不自然になっていたりすると、引かれてしまうことがありますよ。
露出の激しい服装での写真
SNS投稿の写真では、露出のしすぎにも注意しましょう。
服装自体に問題はなくても、カメラの角度によって胸元が見えてしまうようなことはあるので、投稿前によく確認してくださいね。
露出の激しい服装での写真は友達も引いてしまいます。
また、もしあなたに恋人がいるなら、不特定多数の人があなたの体を見てしまうような写真を嫌だ・心配だと思うことでしょう。
恋人とのラブラブアピール
デートでイチャイチャしている写真や、愛を表現したポエム。
恋人が好きすぎてこのような投稿をしてしまう人はいますが、やりすぎると見ている人からは白い目で見られるかも。
このようなSNS投稿は、どうしても独りよがりな内容になりがちです。
白い目で見られることを避けたいなら、恋人とのラブラブアピールはやめておくことをおすすめします。
鬱アピール
愚痴や弱音、鬱アピールといったネガティブな内容のSNS投稿は、見ている人のテンションも下がります。
このような内容のSNS投稿が頻繁になると、心配されるのではなく「うざったいな」「構ってほしいだけなのかな」と思われ、白い目で見られる可能性があるんです。
悩みがあって辛い状況であれば、SNSに投稿するよりも、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。
私モテますアピール
異性から声をかけられた、また告白されちゃったといった内容。
また、異性と一緒にいることをほんのりと匂わせる内容のSNS投稿は、白い目で見られることが多いです。
自慢しているようでうざいと思われてしまいますし、もしあなたのことを好きな人が見た場合、がっかりして好感度が下がる可能性も。
本当のことであっても、このような内容のSNS投稿は避けると良いでしょう。
こっそり写りこむ汚部屋
自室で撮った写真をSNSに投稿するときは、背景に注意してください。
ゴミや散らかった服など、汚い部分が見えていませんか?
このような写真を投稿すると、だらしない人、そしてそれを平気で人に見せてしまう人と思われ、白い目で見られてしまいます。
きれいでおしゃれな部屋を目指したい人は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
中身がない人に見える投稿
SNS投稿の内容によっては、中身がない人・つまらない人に見えて白い目で見られることも。
たとえば、
- 流行りのものに飛びついてすぐに飽きる
- 見栄を張るためにブランド物を自慢したり、ほかの人を貶したりする
- ほかの人の言葉・エピソードを自分のこととして語る
- 簡単なこと・誰でも知っていることを偉そうに解説する
このような内容になっていないか、気をつけてみてくださいね。
白い目で見られないためのポイント
最後に、白い目で見られないためにどんな行動を心がければ良いのかを解説します。
白い目で見られたくない、気をつけたいと言う人は、参考にしてみてくださいね。
周囲の状況をよく見よう
白い目で見られてしまう行動として、「人とは違うことをしている」がありましたよね。
しかし、人とは違うことをしている場合、本人にはあまり自覚がないこともあります。
この点を改善したいなら、自分がしたいことをするのではなく、今周りの人がなにをしているのかを見てから、行動を決めると良いですよ。
もちろん常に人に合わせる必要はありませんが、集団行動をしているときや、公共の場では、人に合わせることを優先したほうが白い目で見られにくいでしょう。
周囲の状況をよく見てうまく合わせられる、協調性のある人になりたい場合は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
人の話をよく聞く
周りの人の話を聞かずに1人で突っ走ると、浮いた行動になり、白い目で見られやすいです。
また、もし気をつけていても白い目で見られてしまった場合、信頼できる友達などから意見をもらい、受け入れるのも大切でしょう。
白い目とは冷たい視線のこと…白い目で見られないように気をつけよう!
冷たい視線・悪意のある視線を送られることを、白い目で見られると言います。
悪目立ちしたり、周囲を困らせたりすると白い目で見られがちです。
もちろん自分のしたいようにすることもときには大切ですが、人間関係を良好に保つには、できるだけ白い目で見られないように注意すると良いですよ。
今回の記事を参考に、自分の行動を見直してみましょう!