部活や体育などスポーツに適したナプキンの選び方!おすすめの生理用品も紹介
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部活や体育の授業など、体を動かす機会が多い時には、スポーツに適したナプキンを選ぶのがおすすめです。
また、ナプキン以外の便利な生理用品も多数あるので、活用してみてはいかがでしょうか。
この記事では、スポーツに適したナプキンの選び方や、おすすめの生理用品をまとめて紹介いします。
スポーツ時のナプキンの悩みとは?
部活や体育でスポーツをするときに生理中だと、ちょっと嫌ですよね。
実際に、以下のようなお悩みを抱えている人も多いのでは?
- ナプキンがズレる
- 生理痛が痛い
- 汗で蒸れる
- 臭いが気になる
- 部活の試合などで、ナプキンを変える時間がない
- ナプキンが擦れて、肌がかぶれる、かゆくなる
- 生理が気になって、プレーに集中できない
このような悩みは、ナプキンやショーツの選び方、適切な生理用品の活用によって解決できる可能性が高いです。
スポーツに適したナプキンの選び方
まずは、スポーツをするのに適したナプキンの選び方について解説します。
羽つきタイプがおすすめ
プレー中のズレが気になる方には、羽つきタイプのナプキンをおすすめします。
羽つきタイプのナプキンとは、裏面のテープだけでなく、羽部分でショーツを囲い込むようにして固定ができるナプキンのこと。
横ずれを防ぐことができるので、スポーツをするときにぴったりです。
厚さはなるべく薄いもの
ナプキンが気になってプレーに集中できないなら、厚さはなるべく薄いものを選びましょう。
薄いナプキンの呼び方はメーカーによって異なります。
たとえば、花王のロリエなら「スリムガード」シリーズ、ユニ・チャームのソフィなら「極うすスリム」シリーズが人気です。また、ソフィには持ち運びにも便利な「センターインコンパクト」というシリーズもあります。
薄いナプキンなら、ごわごわしないので、プレーの妨げになりません。
ただし、厚みのあるものより吸水力が落ちる場合があるので、体育のときだけ付け替えたり、長時間の部活中は交換できるタイミングで交換するのがおすすめです。
とはいえ、薄めのタイプでも最近の商品は吸収力にも優れているので、漏れについて過度に心配する必要はないでしょう。
経血量に合わせて選ぶ
漏れが心配で集中できなくなる人は、経血量に合わせてナプキンを選ぶことをおすすめします。
経血量は生理の2〜3日目が最も多く、その後は徐々に少なくなります。
もちろん、個人差があるので一概にはいえませんが、一般的には、以下のようにナプキンを選ぶのがおすすめです。
時期 | 経血量 | ナプキンのタイプ | 長さ |
1日目 | 少ない | 軽い昼用 | 17〜17.5cm |
2〜3日目 | 多い | 多い日昼用
特に多い昼用 |
20〜27cm |
4〜5日目 | 普通 | ふつうの日用 | 20〜21cm |
6〜7日目 | 少ない | 軽い昼用 | 17〜17.5cm |
ナプキンには、「多い日用」「軽い日用」などの種類があります。
主な違いは、長さです。
多い昼用は軽い日用と比較して、長さが長めに作られています。
部活や体育にぴったり!スポーツ時におすすめのナプキン
部活や体育のときに使用するナプキンとしては、スポーツプレー時に適したものを選ぶのがおすすめです。
続いては、具体的な商品を2つ紹介します。
ソフィ SPORTS/ソフィ
ソフィ SPORTSは、「驚くほどズレに強い」ことを謳った商品です。
大きめの羽がついていて、ナプキンの裏側のノリの面積も広いので、部活や体育で動いても、なかなかズレません。
また、高密度の3Dフィット吸収体が経血をしっかり吸ってくれるので、多い日でも安心です。
エリスショーツ/エリス
エリスショーツは、2023年9月21日に発売されたばかりの新商品。
生理用ショーツ型ナプキンで、夜用ナプキンの3枚分の吸収量を備えています。
最長12時間変えなくてもいいので、スポーツの試合なのでなかなか交換ができない時にぴったりです。
もちろん、ショーツ型なので、「ナプキンがズレる」ということもありません。
スポーツするときにおすすめの生理用品
スポーツするときには、ナプキン以外の生理用品を活用してみるのも良いでしょう。
続いては、ナプキン以外のおすすめ商品を紹介します。
タンポン
タンポンは、経血を体の中で吸収する生理用品です。
膣口から入れて使用します。
タンポンを使えば、経血が体の外に漏れにくくなるので、スポーツをプレーする時に漏れを気にする必要がなくなります。
吸収体は体の中に入ってしまっているので、ズレることもありません。
正しい場所に挿入できれば、違和感もないので、プレーにも影響しないでしょう。
生理を忘れてプレーしたい部活の試合などでの活用がおすすめ。
ただし、初めて入れる時は少し痛みがあったり、正しい場所に挿入できていないと違和感を感じてしまったりするので、慣れるまでは注意が必要です。
吸水ショーツ
ナプキンのごわつきが気になるという人におすすめしたいのが、吸水ショーツです。
給水ショーツは、ショーツ本体に吸水性・防水性を備えた布が使用されているため、ナプキンを使用せずに生理期間中を過ごすことができるという商品です。
吸水ショーツなら、ナプキンを取り替える必要がないので、部活の大会でなかなかトイレに行けないという日でも安心。
フィット感に優れた商品なら、プレー中に漏れてしまう心配もあります。
また、肌に優しい素材のものを選べば、かぶれやかゆみなどの肌トラブルも軽減できるでしょう。
ただし、給水ショーツの難点は洗わなければならないこと。
部活でへとへとになって帰ってきてから、血のついたショーツを手洗いするのは、ちょっと大変かも。
また、生理2〜3日目の経血量が多い日は、給水ショーツだけだと漏れてしまうこともあるので、使用するなら1日目、もしくは4〜7日目など、経血量が少なめの時がおすすめです。
月経カップ・月経ディスク
月経カップや月経ディスクは、膣内に挿入し、経血を「溜める」ことができる生理用品。
月経カップはその名の通りコップのような形、月経ディスクは浅いお椀のような形をしています。
タンポンと同じく、挿入に慣れるまでにはコツが必要ですが、しっかり挿入できれば違和感もなく、経血が漏れる心配もありません。
4〜8時間取り替え不要なタイプもあるので、長時間取り替えられない部活の試合でも安心。経血が体の外に出ないので、蒸れも軽減できます。
難点といえば、外した後に綺麗に洗って煮沸消毒しなければならないこと。
学校で洗うのは恥ずかしいですし、付け替えるタイミングが難しいかもしれませんね。
適したナプキンや生理用品を使用して快適にスポーツを楽しもう!
生理中でも、部活の試合や体育の授業には参加しなければなりません。
ナプキンのズレや漏れを気にせずプレーしたいなら、スポーツ時に適したナプキンや、便利な生理用品を活用して、生理期間中を快適に過ごすように工夫してみましょう。
ただし、タンポンや月経カップ・月経ディスクなど、膣内に挿入して使用するタイプの生理用品は、違和感なく使えるようになるまで練習が必要かもしれません。
大事な試合や大会に生理が被りそうなら、早めに購入して練習しておくと安心ですね。
生理中でもいつもと変わらずスポーツがプレーできるよう、さまざまなアイテムを試してみてはいかがでしょうか。