勉強のやる気が出ない原因は?やる気を出す方法・名言を紹介
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どうしても勉強のやる気が出ないということはありませんか?
この記事では、勉強のやる気が出なくて困っている中学生や高校生のために、勉強のやる気が出ない原因と対処法を紹介します。
やる気が出ないときに思い出したい「勉強のやる気が出る名言」も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
勉強のやる気が出ない原因とは
ここからは、勉強のやる気が出ないのはなぜか、考えられる原因を紹介します、
疲れている
勉強のやる気が出ないときは、体や心が疲れているのかもしれません。
部活やバイトで忙しい、通学時間が長い、夜更かしが続いているといった状況に心当たりのある人は、体が疲れて休みを欲している可能性があります。
また、悩みやストレスを抱えている人は、心が疲れているのかも。
体や心が疲れていると勉強のためのパワーが出なくて、なかなかやる気が出ませんよね。
周りの人と比べてしまう
「兄弟はこれくらいできるのに」「友達はもう合格したのに」など、勉強の出来や進捗を周りの人と比べていませんか?
より高みを目指すのは大切なことですが、周りの人と比べてしまい、自分はここがダメだとネガティブになってしまっては、勉強のやる気が出ないものです。
環境のせい
部屋や勉強机の上が散らかっていると、なかなか勉強に集中できませんよね。
また、自宅で勉強をしている人は、家族に声をかけられて集中が途切れてしまったり、ゲームやテレビをついつけてしまったりといった環境が原因で、勉強のやる気が出ない可能性があります。
目標がない
勉強のやる気が出ないときは、明確な目標が必要かもしれません。
目標がないと、自分にはどれくらいの勉強が必要なのか、どのような勉強方法が良いのか分からず、モチベーションが上がりにくいのです。
勉強のやる気が出る方法〜勉強のやり方編〜
勉強のやる気が出ないときは、勉強のやり方を見直してみるのも一つの方法です。
勉強時間や進捗を記録する
アプリやノートを使って、日ごとにどれくらい勉強したかを記録しておけば、昨日よりたくさん進んだ、先週よりこの部分の理解が深まったなど、自分の成長を目で見ることができます。
自分の体感だけでは分からない成長も、目に見える形でまとめておけば、今日も頑張ろうというやる気につながるのではないでしょうか。
高校生の勉強時間について詳しく知りたい人は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
目標やToDoリストを書き出す
勉強の目標を定めると、目標達成のためにするべきこと(ToDo)が見えてきますよね。
目標やするべきことを意識するためには、紙に書き出しておくと良いでしょう。
ToDoリストは、なかなかできないことばかりを書いてしまうとかえってやる気を削いでしまう可能性もあるので、確実に実現できる具体的な内容にするのがおすすめです。
勉強で分からないところは早めに解消する
勉強で分からないところが増えると、捗らない、楽しくない、やりたくないと考えてしまいがちです。
勉強のやる気を出すために、わからないところは先生に質問したり、調べたりして、早めに解消しましょう。
締め切りを設定する
勉強のやる気が出ないときは、短期的な目標として「今日の○時までに○ページまで終わらせる」といった締め切りを設けるのも効果的です。
何時までかかってもいいやと考えていると、つい後回しにしたり、中だるみして休憩が長くなったりしてしまいます。
締め切りを決めておくことで、適度に自分を追い込み、集中力を発揮できるでしょう。
アプリに頼るのもおすすめ
勉強のやる気を出すには、勉強をサポートするアプリを活用するのもおすすめです。
スタディプラス
「スタディプラス」は自分が使っている単語帳や参考書といった勉強用のテキストを登録し、いつでも読むことができるアプリです。
また、日ごとの勉強時間と内容を記録したり、ほかのユーザーと勉強に関する情報交換をしたすることもでき、多くの中学生、高校生が使っています。
目標設定タイマー
「目標設定タイマー」は、勉強する科目と時間帯を登録しておくことで、勉強開始時間を知らせてくれるアプリです。
メリハリをつけて勉強をしたい人、自分でのスケジュール管理が苦手な人におすすめです。
reminDO
「reminDO」は、反復の暗記学習におすすめのアプリです。
覚えたい単語をアプリに登録しておくと、翌日、3日後、1週間後、2週間後といった期間で通知が届くので、そのタイミングで復習できます。
繰り返し学習することで、記憶の定着を助けてくれるのです。
勉強のやる気が出る方法〜環境編〜
勉強のやる気が出ないときは、周りを見渡して、環境を整えてみてましょう!
部屋を整理する
勉強のやる気を出すためには、必要のないテキストや文房具は片付けましょう。
不要なものが机の上に乗っていると、そちらに気をとられて気が散ってしまいますよね。
また、つい勉強をやめて手を伸ばしたくなるお菓子やマンガなどは、一旦引き出しのなかにしまっておいて、勉強が終わってから楽しみましょう。
勉強机のアイデアが欲しい人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
空気を入れ換える
窓や扉を閉めたまま勉強を続けている場合は、換気をしてみてください。
窓を閉め切っていると、部屋のなかの二酸化炭素濃度が高くなり、思考力の低下や眠気につながります。
換気で新鮮な空気が部屋のなかに入ってくると、頭がすっきりして勉強のやる気も出てくるでしょう。
部屋の換気は、1時間に1回ほどの頻度で行うのがおすすめです。
場所を変える
勉強が捗る場所は人それぞれです。
自室の勉強机が1番な人もいれば、図書館や学校の自習室といった静かな場所、カフェなど他人の目がある場所の方が良い人もいます。
いろんな場所を試してみて、もっとも勉強しやすい場所を探してみましょう。
また、普段は自室での勉強が捗るけど、今日はなんだかいまいちというときも、場所を変えることで気持ちの切り替えになりますよ。
スマホ・ゲームは別の部屋に置いておく
机の上でスマホの充電をしていたり、ゲーム機が据え置きになったりしていると、ついつけたくなってしまうものです。
集中して勉強をしたいときは、スマホやゲームは別の部屋に置いておくのがおすすめです。
別室におくことで、勉強のやる気が削がれにくくなり、ダラダラとスマホやゲームを触ってしまうのも防げますよ。
新しい道具を使う
勉強に使用するペンやノート、消しゴム、付箋などの道具を、新しいものに変えたり取り入れたりしてみるのもおすすめです。
新しいペンを買ったら早く使いたくなったり、お気に入りのノートの使い始めはワクワクしたりしませんか。
新しい道具が増えると新鮮な気持ちになり、勉強に対する気持ちが前向きになることがあるのです。
勉強時に使用する道具ならどんなものでも良いですが、勉強に関係ないものを取り入れると注意力が散漫になって逆効果になることもあるため注意しましょう。
勉強のやる気が出る方法〜体・心編〜
勉強のやる気が出ないときは、心身のリフレッシュや疲労回復も必要でしょう。
散歩など軽い運動をする
軽い運動をすると、脳の働きを活発にする効果が期待できます。
特に散歩は、外の空気を吸う、太陽光を浴びる、景色を見ることでリフレッシュにもなるでしょう。
ただし、夜や天気が悪いときの散歩は危ないので、家のなかで足を動かしたり、ストレッチをしたりするのがおすすめです。以下の記事も参考にしてみてくださいね。
体を動かせるストレス解消グッズを使うのも良いですね。
思い切って休む
どうしても勉強のやる気が出ないときは、思い切って休憩するのも良いでしょう。
モチベーションが上がらないのに、無理に勉強をしてもなかなか捗りませんよね。
そこで、「今日はもう勉強しない、また明日から頑張ろう」と考えて、一旦休んで疲れをリセットし、翌日以降の勉強効率をアップさせましょう。
シャワーを浴びる
シャワーを浴びると、体が温まって血行が良くなり、だるさや眠気の解消が期待できます。
特に熱いシャワーなら交感神経を刺激し、心身を活発にしてくれるので、勉強のやる気を出すためにおすすめの方法です。
髪が長い人は濡れた髪を乾かすのに時間がかかるので、勉強の合間なら首から下だけシャワーを浴びると良いでしょう。
頑張ったら自分にご褒美をあげる
勉強のやる気を出すには、目標達成の際に自分にご褒美をあげるのも効果的です。
ここまでできたら美味しいおやつを食べる、○点取れたらこれを買うなど、モチベーションアップになるご褒美をあらかじめ決めておくと良いでしょう。
ただし、数十分の勉強に対して数時間の休憩など、ご褒美の割合が大きくなりすぎないように注意してくださいね。
5秒ルールを設ける
5秒ルールは、5から0までカウントして、0になったら必ず勉強すると決める方法です。
「そんなに簡単な方法でできたら苦労しない」と思うかもしれません。
しかし、人間は体の動きが先で脳の指令が後という定説があります。
つまり、行動をしなければ脳は行動しない理由を探しますが、先に行動すれば脳が勝手に行動する理由を探し出してやる気につなげてくれるんです。
そのため、5秒カウントしたら必ず勉強するというルールを作って、やる気がなくてもとりあえず机に向かってみれば、後からやる気が出て勉強に身が入るようになるのです。
友達と一緒に勉強する
友達と勉強するのも一つの手です。
友達と一緒に勉強をするときに、お互いに教えたり教えられたりしますよね。これは知識をインプット・アウトプットしている行動なので、知識が定着しやすいのです。
また、友達が隣で真剣に勉強していたら「自分もやらないと」と自然に思えてサボりにくくもなります。
ただし、目指している成績や進学先が近くない友達や、勉強に対するやる気があまりない友達などと一緒に行うのは避けたほうが良いですよ。
自分も勉強を甘んじてしまったり、一緒にふざけてしまったりするかも。
勉強のやる気が出る名言はコレ!5つの言葉を思い出そう
勉強のやる気が出ないときには、すごいことを成し遂げた偉人の言葉や元気を与えてくれる名言を思い出して、頑張ってみてください!
小さい事の積み重ねが、とんでもないところへ行くただひとつの道
この言葉は、プロ野球のイチロー選手が世界的な記録を打ち立てた試合のあと、インタビューの際に語った名言です。
大きなことを成し遂げるためには、コツコツと努力を継続することが大切であるというイチロー選手の考えを表現しているので、地道な勉強で心が挫けそうになったときに、思い出してくださいね。
はじめはとても難しいことも、続けていると簡単になります
これは、奇跡の人として知られているヘレン・ケラーの名言です。
ヘレン・ケラーは目が見えず、耳が聞こえず、言葉も話せない三重苦の状態から、アン・サリバンと二人三脚で反復学習と努力を重ねて、世界の教育や福祉の発展に尽力する人物に成長しました。
勉強で難問にぶつかってしまったら、この名言を思い出してみましょう。
人にできて、きみだけにできないことなんてあるもんか
これは、国民的人気キャラクター・ドラえもんが、ズルをして竹馬に乗ろうとするのび太に、努力して竹馬に乗れるようになるべきという激励の意味を込めてかけた名言です。
勉強が辛くてサボりたいと思ったとき、周りの人と比べて落ち込んだときに、思い出してくださいね。
1ヶ月頑張れるかどうかで人生が変わる
「いつやるか?今でしょ!」のフレーズで知られている予備校講師・林修先生の名言です。
これは林修先生が受験を1ヶ月に控えた生徒たちにかけている言葉なので、目標達成のためのラストスパートに勉強のやる気を出したいときに、念じてみるのがおすすめです。
ハードルが高すぎると目標が見えなくなっちゃうし、自分に届きそうで届いていない数字を目標にするのがベスト。
これは、プロ野球の大谷翔平選手の名言です。
世界的な記録を打ち立て、国内外を問わず名を馳せている大谷翔平選手は、緻密な目標を設定して、こなしていくことで成長してきた選手です。
勉強でどんな目標を立てようか悩んだときに、思い出してくださいね。
勉強のやる気を出すには、環境や勉強方法を見直そう!名言を読むのもおすすめ
勉強のやる気が出ないときは、環境や心身を整える、勉強方法を見直すなどの方法を試してみましょう。
アプリを使ったり、人の言葉にやる気をもらったりしてモチベーションを上げるのもおすすめです。
この記事を参考に、無理のないペースで勉強を続けてくださいね。