集中力を上げる方法とは?勉強中もすぐ・簡単にできることを紹介

集中力を上げる方法とは?勉強中もすぐ・簡単にできることを紹介

勉強中やテスト中、大人なら仕事中など、集中しなければいけない状況はありますよね。
しかし、なかなか思うように集中できない、ついほかのことに気を取られてしまうこともあるのではないでしょうか。

この記事では、集中力を上げる方法を紹介します。
簡単に実践できる方法が登場するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

集中できない原因

集中できない原因

まず、あなたが集中できないのはなぜなのか考えてみましょう。
集中できない原因としては、以下のものが挙げられます。

心や体の不調

嫌なことがあってイライラしたり、悩み事があってモヤモヤしたりといった心が不安定なときは、そちらに気を取られて集中できません。

また、ハードスケジュールで疲れていたり、病気にかかっていたりと体の調子が悪いときも、なかなか集中力が上がらないでしょう。

長時間頑張っている

集中力はあまり長時間続くものではありません。

「15分・45分・90分の法則」と言い、深く集中できるのは15分ほど、普通の集中は45分ほど、最長でも90分ほどが、人間の集中力の限界とされているのです。

そのため、最初は集中できていたのに途切れてしまうという場合は、長時間頑張りすぎている可能性があります。

空腹・眠気を感じている

体の不調とまではいかなくとも、空腹や眠気は集中力を下げる原因となります。

特に、夜更かしをすることが多いなど生活習慣が乱れていると、日中に強い眠気を感じることがあります。
眠気が原因で集中できないときは、生活習慣の見直しが必要な可能性があるでしょう。

環境が適していない

自分自身ではなく、周囲の環境が原因で集中力が上がらないこともあります。

たとえば、人の声や騒音がうるさかったり、机や部屋が散らかっていて不要な物が目に入ったりといった環境では、なかなか集中できないでしょう。
特にスマホや漫画など、楽しくてつい手が伸びてしまう物が近くにあると、そちらに気を取られる人が多いのではないでしょうか。

また、暑すぎる・寒すぎるなど気温が適当でないことも、集中の妨げになるでしょう。

複数のことを並行して行っている

頭を使う作業を同時に行うと集中力が下がり、効率が悪くなります。
たとえば、勉強しつつSNSのメッセージをチェックする、仕事しつつ電話するなど、つい「ながら」作業になっていませんか?

危機感や必要性を感じられていない

たとえば提出期限が1ヶ月も先の宿題や、「どうしてこんな勉強しなければならないの?」と必要性を理解できない科目などは、やる気が出ず、集中できませんよね。

このように、危機感や必要性を感じられない場合にも、人間の集中力は上がらないものです。

難易度が高すぎ・作業量が多すぎ

あまりにも難しくて解けない問題が続いたり、いつ終わるか検討もつかないほど多くの作業を抱えていたりすると、集中力の低下につながります。

心や体が疲れてしまいますし、スムーズに作業が進まず、やる気が損なわれてしまうためです。

簡単に集中力を上げる方法

簡単に集中力を上げる方法

ここからは、集中力を上げる方法を具体的に紹介します。
すぐ、簡単にできる方法が登場するので、ぜひ実践してみてくださいね。

睡眠をとる

先ほど紹介した通り、眠気は集中力の低下を招きます。
また睡眠が足りないと心や体の疲れが回復しなかったり、体調不良に繋がったりすることもあるでしょう。

そのため、眠くて集中できないときは仮眠をとってみましょう。
また日中の眠気を予防するために、夜の睡眠時間をしっかりと確保し、熟睡できるよう睡眠環境を整えてくださいね。

眠れない時はどうしたら良い?対処法や原因について解説

リフレッシュする

仮眠でなくとも、思い切って少し休憩しリフレッシュすると、集中力を上げられるでしょう

リフレッシュの方法は人それぞれですが、なかでもおすすめなのは軽い運動をすることです。
散歩や数分の筋トレなどの軽い運動は、集中力を上げることができますよ。

血流を活発にして脳の血の巡りを良くしたり、肩こりや脚のむくみなどを解消したりする効果も期待できるので、集中が途切れたら体を動かしてみてくださいね。

部屋の温度を調整する

集中力を上げる方法としては、部屋の温度を見直して調整することも効果的でしょう。

特に暖かすぎる部屋はぼんやりとしたり、眠くなったりしやすく、なかなか集中できません。
もちろん震えるほど寒い部屋は温める必要がありますが、「暖かい」「寒くはない」と感じる場合は、少し涼しいと感じる程度に調整してみてください。

メリハリのあるスケジュールを立てる

最初から○時までは勉強・△時からは休みとスケジュールを立てておくことで、「○時までは頑張ろう」と集中力を維持しやすくなるでしょう。

先ほど紹介した通り、人間の集中力が続く時間には限界があります。
そのため長時間の大雑把なスケジュールではなく、15分・45分おき程度の細かなスケジュールを立ててみてください。

周囲を片付ける

集中力を上げる方法の一つとして、周囲をきちんと片付けることも挙げられます。

ごちゃごちゃの机の上を片付け、漫画やゲームなどの娯楽につながる物はしまうことで、気が散りにくくなるでしょう。

ついスマホを見て集中が途切れる人は、通知や電源を切っておく、別室に置いておくなどの対策を考えてみてください。

勉強机の上に置くものはコレ!収納方法も解説

タスクを見直す

難しすぎる・多すぎる作業は、集中が途切れる原因になります。
そのため集中力を上げる方法には、タスクの見直しも効果的でしょう。

今向き合っていることが自分にとって難しい場合は、もう少し取り組みやすい簡単なものから始めてみてください。
多すぎる場合は、もっと小分けにしてスケジュールを考えてみましょう。

音楽を聴く

集中力を上げる方法には、一旦心や体をリラックスさせることもおすすめです。

集中力を上げる音楽としては、人間の言葉が入っていないインストゥルメンタルの曲や、クラシック音楽などが挙げられます。
また、雨や川の音、鳥のさえずりといった自然音も良いでしょう。

もちろんより静かなほうが集中力が上がるという人もいますが、少しの音があったほうが良いと感じる人はこのような音楽をかけてみてください。

アロマの香りを楽しむ

アロマの香りは、嗅覚を通して脳に働きかけることができると言われています。

なかでもローズマリーやレモン、ペパーミント、ユーカリといったアロマは、集中力を上げるのに効果的とされているのです。

集中したいときのルームフレグランスには、これらのアロマを選ぶと良いでしょう。

周囲の人に協力してもらう

家族や友達から声をかけられることで集中が途切れやすい人は、あらかじめ集中したい時間を伝えておきましょう。

「○時まではしっかり勉強したいから、そっとしておいて欲しい」「明日は集中したいから、連絡をもらっても返事できない」などと言っておくことで、声をかけないという形で協力してもらえますよ。

ブドウ糖をとる

集中するためには、脳にエネルギーを送りパフォーマンスを上げることも大切ですよ。
そして唯一、脳のエネルギーとなる栄養素はブドウ糖です。

ブドウ糖が不足すると、集中力だけでなく判断力・注意力の低下につながります。
そのため、頭を使うときには積極的にとりたい栄養素であると言えるでしょう。

集中力を上げる食べ物

集中力を上げる食べ物

先ほど紹介した通り、集中力を上げる方法としてはブドウ糖をとることが効果的です。
最後に、ブドウ糖が多く含まれる食品について紹介します。

ブドウ糖は、名前の通り糖の一種です。
そのため果物や砂糖といった甘い食べ物、穀類やいも類など糖質多めの食べ物に含まれていますよ。

具体的には、以下のものがおすすめで。

  • ぶどう
  • バナナ
  • はちみつ
  • コーンフレーク
  • 干し芋
  • パン

またお菓子のなかにはブドウ糖の摂取を目的とした商品もあるので、これらを用意しておくのも良いでしょう。


集中力を上げる方法を実践してみよう!

集中できない原因には、心身の不調や環境、タスクの難易度や量の問題などが考えられます。
解消して集中力を上げる方法としては、睡眠やリフレッシュタイムをとるほか、音楽でリラックスしたり、軽い運動をしたりするのがおすすめです。
またブドウ糖の摂取には集中力を上げる効果が期待できるので、果物やお菓子などの食べ物をとるのも良いでしょう。
今回の記事を参考に、集中力アップを目指してみてくださいね!

集中力だけでなくやる気もアップさせたいときは、以下の記事もチェックしてみましょう。

勉強のやる気が出ない原因は?やる気を出す方法・名言を紹介