カヌレとはどんなお菓子?おすすめ店や美味しい食べ方を紹介!
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SNSや洋菓子店、カフェなどで、カヌレというお菓子を見かけたことがある人も多いでしょう。
しかし、カヌレとは一体どのようなお菓子なのか、なぜ人気なのか、具体的には知らない人もいますよね。
この記事では、カヌレとはなにか、さらに、おすすめ店や美味しい食べ方について紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
カヌレとは
カヌレとは、フランスの伝統的な焼き菓子の一つです。
発祥地はフランス南西部のボルドーで、そのため正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー」と言います。
薄力粉、卵黄、バター、牛乳、砂糖を原料に、ラム酒で香り付けして焼き上げたお菓子で、外はカリカリ、中はしっとりと弾力のある食感です。
見た目は縦溝が入った円錐形で、このことから「溝のついた」という意味の「カヌレ」という名前が付きました。
カヌレは1990年代に一度ブームとなり、多くの洋菓子店やパン屋の棚に並びました。
そして2010年以降再び火がつき、東京や京都、大阪などに専門店が登場しています。
なぜ再びカヌレ人気に火がついたのかと言えば、美味しいのはもちろん、見た目が可愛く進化していることも理由として考えられます。
近年のカヌレはシンプルで伝統的なものだけでなく、カラフルなもの、華やかなデコレーションが施されているものがあるのです。
そのため、味だけでなく目で見て楽しんだり、SNS映えする写真を撮ったりすることもできますよ。
カヌレのおすすめ店
ここからは、カヌレのおすすめ店を紹介していきます。
オンライン販売しているお店もあるので、店舗が遠方にあって買いに行けない場合などは、通販で購入することもできるでしょう。
カヌレ堂 CANELÉ du JAPON(カヌレ ドゥ ジャポン)
カヌレ堂 CANELÉ du JAPON(カヌレ ドゥ ジャポン)は、大阪府大阪市に複数の店舗を構えるカヌレ専門店です。
メニューは月替わりで、たとえば春は桜、夏はパイナップル、秋はかぼちゃ、冬は柚子など、季節に合わせたカヌレを購入できますよ。
公式サイト | カヌレ堂 CANELÉ du JAPON |
Canelé de CHIANTI(カヌレドキャンティ)
Canelé de CHIANTI(カヌレドキャンティ)は、新潟生まれのカヌレ専門店です。
新潟市の本店のほか、東京都内にも複数の店舗がありますよ。
フレーバーごとに生地を作り、2日間熟成させてから2時間かけて焼き上げるという丁寧な製法で作られた、もっちゃりとした新食感のカヌレを味わえます。
フレーバーは最大18種です。
通販では人気フレーバーや18種のカヌレをセットで購入できますよ。
公式サイト | Canelé de CHIANTI |
ダニエル
ダニエルは、兵庫県芦屋市に本店がある洋菓子店です。
大阪の店舗、オンラインショップも設けていますよ。
手作りの洋菓子を販売しており、クッキーやパイ、細長い「うなぎの寝床」というチョコレートケーキのほか、もちろんカヌレも購入できます。
ダニエルのカヌレは、食べやすいプチサイズです。
プレーンやショコラ、抹茶などさまざまなフレーバーがあり、詰め合わせのカヌレのなかには季節に合わせたものもありますよ。
公式サイト | ダニエル |
東京カヌレ
東京カヌレは、フランスの伝統的な焼き菓子であるカヌレを日本人好みにアレンジしたいというパティシエチームによって生まれた専門店です。
カリカリの表面、もっちりとした中身、素材にもこだわったカヌレを味わえますよ。
通販では冷凍のカヌレを購入でき、自然解凍でも、電子レンジで温めても美味しく食べることができます。
公式サイト | 東京カヌレ |
ビスキュイテリエ ブルトンヌ
ビスキュイテリエ ブルトンヌは、大阪と東京に店舗を構える焼き菓子専門店です。
店内の厨房で焼き上げたこだわりの焼き菓子を購入でき、もちろんカヌレもありますよ。
ビスキュイテリエ ブルトンヌのカヌレは、1時間程度オーブンに入れてじっくり焼き上げており、表面はカリっと、中はしっとり。
シンプルで正統派のカヌレを堪能できるでしょう。
公式サイト | ビスキュイテリエ ブルトンヌ |
パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
パティスリー・サダハル・アオキ・パリは、日本人でありながらフランスの代表的なパティシエであるサダハルアオキの洋菓子を味わえる専門店です。
東京や神奈川、京都、長野の軽井沢などに店舗を構えています。
マカロンやショコラ、ケーキなどさまざまな洋菓子がそろっており、カヌレも人気商品の一つです。
公式サイト | パティスリー・サダハル・アオキ・パリ |
Le pique-assiette(ル・ピックアシエット)
Le pique-assiette(ル・ピックアシエット)は、京都にあるフランス料理店です。
デザートとしてフランス料理人が作るカヌレを味わうことができますよ。
こだわりのレシピで、ラムとバターの香を楽しめる香ばしいカヌレに仕上がっています。
カヌレをはじめとするスイーツは通販でも購入できるので、店内だけでなく自宅でも堪能できます。
公式サイト | ル・ピックアシエット |
カヌレ専門店boB(ボブ)
カヌレ専門店boB(ボブ)では、外側はカリカリ、中はとろりとした半熟カヌレを購入できます。
さらに、カヌレ専門店boB(ボブ)のカヌレは見た目が華やかなのも特徴で、花のように可愛くカラフルなものが多いですよ。
東京に複数の店舗を構えており、なかにはイタリア料理店とコラボレートしているところもあります。
カヌレだけでなく食事も楽しめるので、ランチやディナーに行ってみてはいかがでしょうか。
公式サイト | カヌレ専門店boB |
カヌレ
京都には、カヌレという喫茶店があります。
名前の通りカヌレが看板メニューであり、こだわりの味を堪能できるでしょう。
ドリンクメニューも充実しているので、ゆっくりとティータイムを楽しんではいかがでしょうか。
通販での販売も行っているので、自宅で味わうのもおすすめです。
公式サイト | カヌレ |
here Kyoto
here Kyotoも、京都にあるカフェです。
こだわりのコーヒーとともに、本場の味を追求したカヌレを味わえますよ。
通販では冷凍カヌレを販売しています。
急速冷凍されており、出来立てのような風味を自宅で楽しめるでしょう。
カヌレのほかにもグラノーラやコーヒー豆、タンブラーなどさまざまな商品があります。
公式サイト | here Kyoto |
カヌレの美味しい食べ方
せっかくカヌレを買ったのなら、より美味しく食べたいですよね。
そこで、カヌレの美味しい食べ方について紹介していきます。
本場では手で食べる
本場であるフランスのボルドーでは、カヌレとは食べ歩きしながら街をぶらつくような、気軽なお菓子とされているのです。
そのため、手で裂いて食べるのが本場流と言えるでしょう。
カヌレのてっぺんにある丸いへこみ部分に両手の親指を置き、そのまま縦に裂いて、一口サイズにちぎりながら食べてみてください。
フォーク・ナイフで食べるのもあり
カヌレを手でちぎるのに抵抗がある場合や、お店でテーブルについて食べる場合は、フォークとナイフで食べましょう。
溝に沿って縦にナイフを入れ、手前に引くように切るときれいに切れますよ。
トースター・電子レンジで温めてみよう
カヌレは常温でそのまま食べても美味しいです。
しかし、温めると焼きたてのようなふんわりとした香りも楽しめますよ。
通販などでカヌレを購入すると、美味しい温め方の案内がある場合がありますが、そうでない場合は以下の時間を目安に温めてみましょう。
トースターで温める場合は、3~5分ほど、表面が焦げないようにカヌレを転がしながら、熱が当たる部分を調整してください。
トースターで温めることで、カヌレの表面のカラメルがカリっと焼きたてに近い食感になるでしょう。
また、バターの香りも際立ちます。
電子レンジで温める場合は、カヌレ1個あたり30秒~1分を目安にしてください。
中のしっとり感がより増し、バターやバニラの香りが際立つでしょう。
冷蔵庫で冷やすのも◎
カヌレを温めると焼きたてに近くなると紹介しましたが、逆に冷蔵庫で冷やして食べるのもおすすめです。
冷えることでカヌレの中身が引き締まり、もっちり、しっとりとした食感をより楽しめるようになるでしょう。
ひと手間かかりますが、カヌレをトースターで温めて表面をカリッとさせ、粗熱を取ったあとにラップに包んで冷蔵庫で冷やすと、サクッと感・しっとり感の両方が味わえます。
トッピングするのもおすすめ
プレーンのカヌレを購入して、自分でトッピングを追加してアレンジするのもおすすめです。
好みの生クリームやアイスクリームを添えたり、カヌレのへこみ部分にチョコクリームやナッツ、ドライフルーツなどトッピングしたりしてみましょう。
アレンジ次第では、美味しいだけでなく華やかな見た目も楽しめますよ。
外カリカリ・中しっとり、美味しいカヌレを食べてみて♡
今回は、カヌレの由来や人気の理由、おすすめのお店などを紹介しました。
フランスの伝統菓子であるカヌレは日本でも人気を集めており、専門店ではクラシックなものから、独自のアレンジを加えたものなどを楽しめます。
また、温める、冷やすなど食べ方を工夫すれば、自宅でもより美味しいカヌレを味わえるでしょう。
紹介した内容を参考に、カヌレを楽しんでくださいね。
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