顔のむくみに即効性のある解消方法は!?むくみやすい人の特徴・改善方法も
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顔がむくんでいるとメイクしにくかったり、顔つきがいつもと違って見えたり。
朝起きてみて、顔のむくみで驚いたことがある人は多いでしょう。
この記事では、顔のむくみ解消法のなかでも即効性のあるものを紹介します。
また、顔のむくみの原因、顔がむくみやすい人の特徴とその改善方法も解説します。顔のむくみに悩むことが多い人は、参考にしてみてくださいね。
顔のむくみを解消するには?即効性のある方法3選
まずは、即効性のある顔のむくみの解消方法を紹介します。出かける日の朝など、顔のむくみを早く取りたいときは以下の方法を試してみてくださいね。
ホットタオルで温める
顔のむくみを解消するための即効性のある方法としては、ホットタオルで顔を温めるのがおすすめです。
温まることで顔全体の血行が良くなり、皮膚の下に溜まっている余分な水分の排出につながるでしょう。
ホットタオルを作るには、濡らしたタオルをレンジで温める方法が手軽です。ホットタオルが完成したら、1〜3分ほど顔に乗せてください。
以下の記事では、ホットタオルの作り方だけでなく、温かさを保つ方法、苦しくならない上手な乗せ方などを紹介しています。ホットタオルは肌をきれいにするためにも効果的なので、こちらも参考にしてみてくださいね。
顔のマッサージ
即効性のある顔のむくみの解消方法としては、顔のマッサージも良いでしょう。
- 人差し指〜小指までをそろえて、顎から耳のうしろに向かって引き上げる
- 親指の付け根を、頬骨の真ん中に当てて上に向かって押し上げる
- 親指を眉頭に当てて、おでこの中央に向かって押し上げる
このような顔のマッサージを複数回繰り返すことで、顔のむくみ解消につながります。
顔のマッサージをするときは、肌にダメージを与えないようにクリームなどを塗りましょう。
首のマッサージ
マッサージで首もほぐすと、顔の余分な水分が流れやすくなるので解消に効果的でしょう。
- 首をゆっくりと回す
- 鎖骨に指をかけるようにくぼみを押す
- 水が流れるようにイメージしながら、フェイスラインから首へと手で撫でる
マッサージをするときは、痛くない程度の力加減で行いましょう。
顔のむくみの原因
そもそも、顔のむくみはなぜ起こるのでしょうか。
むくみとは、体に余分な水分が溜まっている状態。
人間の体には、細胞に栄養を行き渡らせ、老廃物を取り除くための水分が常にあります。余分な水分は血液の循環によって排出されますが、血行が悪くてうまく排出できないと皮膚の下に溜まってしまうのです。
また、塩分のとりすぎや水分不足になっていると、体が水分を溜め込んでむくむことも。
余分な水分は、重力の影響でふくらはぎなどの下半身に溜まりやすいです。しかし、顔や手先、お腹まわりなどもむくみが目立ちやすい部位なんです。
特に、寝ているときは体が水平になっているので、余分な水分が顔にも行ってしまい、朝になるとむくんで見えることがありますよ。
顔がむくみやすい人の特徴
ここからは、顔がむくみやすい人に見られる特徴を、改善方法を交えながら紹介します。即効性のある解消法を試みるだけでなく、むくみやすい体質の改善も考えてみてくださいね。
塩分摂取量が多い
ファストフードやインスタント食品、ラーメン、漬物といった塩気の多い食べ物ばかり食べてしまう。そんな人は、塩分のとりすぎで顔がむくんでいるのかも。
人間の体は塩分濃度を一定に保とうとする働きがあります。そのため塩分の摂取量が多いと、薄めるために水分を溜め込むため、むくみにつながるのです。
顔のむくみが塩分のとりすぎで起きているかもと思う人は、カリウムを多く含む食べ物を意識して食べましょう。カリウムには、余分な塩分の排出を促す働きがあるんです。
カリウムが多い食べ物は、
- ほうれん草
- 大豆
- アボカド
- りんご
- 海藻類
などが挙げられます。
トマトジュースやルイボスティーといった飲み物もカリウムを含むので、顔のむくみの解消につながるでしょう。
運動不足
余分な水分を溜めないためには、体内の血液をスムーズに流して水分を排出しなければなりません。
そこで重要なのは筋肉です。筋肉には血行を促すポンプのような役割があり、筋肉を動かすことでよりスムーズに血が巡るでしょう。
しかし運動不足な人は筋肉が動く機会が少なすぎたり、筋肉そのものが少なかったりして、血行不良につながり、顔がむくんでしまうのです。
運動不足で顔がむくみやすい人には、筋肉を程よく動かせて、じっくりと汗をかいて余分な水分を排出できるジョギング・ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。
体をほぐして血行を良くする、ストレッチやヨガも良いでしょう。
体が冷えがち
学校や職場で冷房に当たることが多いなど、体が冷えがちな人は血行が悪くなりやすいです。
人間の体は、寒いときに血管を収縮させて、血行をあえて減少させるようにできています。これは体の中心部の熱を逃さないための大切な働きですが、いつも体が冷えていると血行が悪い時間が多く、むくみやすくなるでしょう。
冷房が効いた室内では膝掛けなどのアイテムを使う、温かい飲み物を飲むといった工夫で、体の冷えに対処してみてくださいね。
湯船に入らない
湯船に入るよりも楽で時間も短くて済むので、シャワーで済ませてしまう人もいるでしょう。
しかしシャワーで体を洗うだけでは、湯船に入ったときほど体が暖まらないことが多いです。もともと血行が悪い人の場合、冷えで血行が悪くなり、余分な水分がさらに溜まるため、顔のむくみにつながるでしょう。
顔のむくみが気になる人は、38〜40度ほどの湯船にゆっくりと浸かるのがおすすめです。体を温められるだけでなく、湯船にしばらく入っていることで汗をかき、余分な水分の排出も期待できますよ。
水の飲みすぎ・飲まなすぎ
前述の通り、むくみは体に溜まった余分な水分が原因です。
そのため、一気に大量の水を飲むとむくみやすくなるでしょう。特に、寝る前に水をたくさん飲む習慣がある人は、翌朝の顔のむくみにつながっているかも。
しかし、逆に水を飲むのを控えすぎると水分不足になり、体が今ある水分を溜め込もうとして、顔のむくみを起こす可能性があります。
このことから、水の飲みすぎ・飲まなすぎはいずれも顔がむくみやすい人の特徴と言えます。
顔がむくみやすい人は、1日合計2Lほどの水をこまめに飲むことをおすすめします。
水を飲みすぎてしまったら、余分な水分の排出を促すカフェインやクエン酸が含まれる飲み物を飲むのも良いですよ。コーヒーや玉露、レモン水などを飲んでみましょう。
顔のむくみに即効性のある解消方法を試してみよう!
顔のむくみを解消するための即効性のある方法としては、ホットタオルで温める、顔や首をマッサージするなどが挙げられます。
顔のむくみの原因は体内に溜まった余分な水分なので、水の一気飲みや塩分のとりすぎは避けましょう。運動や湯船に浸かる習慣を心がけることで、血行改善を目指すのもおすすめです。
顔のむくみ解消だけでなく、美肌を目指したい人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。