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電子書籍の問題点とはどういったものがあるのでしょうか?電子書籍で配信されない漫画が少なくなっているほど。重たい本を買わなくて済み、場所を取らず人気の電子書籍ですが、問題点や利点があるようです。今回は電子書籍の問題点について調べてみました。
電子書籍の問題点とは?著作権問題はどうなっているのか
電子書籍の著作権はどうなっているのでしょうか。調べてみました。
漫画などの電子書籍にも著作権、出版権がある
著作権法にある「出版権」は、著作権者と出版者の両者間の契約です。これで一定の期間に、出版者が著作物(漫画や小説など)を独占的に出版することを認めるものです。この出版権はもともとは著作権者にあったものですが、出版設定契約をすることで、出版者は著作権者から複製する権利(電子化すること)を持つことができます。書籍を勝手に電子化していいわけではなく、著作権者から複製の許可が得られていないと電子化することができません。
この出版権は以前はないものでした。そのため、万が一海賊版の漫画がある場合、著作権者(漫画家や小説家)しか海賊版の出版元や掲載元に訴えることができなかったのです。これは大きな問題点でしたが、出版者に出版権を認めることで、海賊版の出版元等に出版者からも訴えることができるようになりました。
電子書籍の著作権の問題点とは?
海賊版に対して、著作権者だけでなく、出版者からも出版や掲載をやめるよう訴えることができるのはとても良いのですが、問題点もあります。著作権者は自分の作品のため、好きにHPやブログなどに自分の作品をアップしたいと考えることがありますが、これは出版者から掲載しないでください、と言われる可能性があるのです。漫画を描いた人、小説を書いた人は著作権者で、自分の作品をどうしようと自由に見えますが、出版者も権利を持つため、著作権者の自由度がなくなることが問題点として挙げられます。
電子書籍の利点と問題点とは?教科書は電子書籍にならないの?
電子書籍の利点と問題点についてまずは見てましょう。学生さんなら毎日使う教科書が電子書籍になればカバンも軽くていいですよね。教科書は電子書籍にならないのでしょうか。教科書を電子書籍にするには何か問題点があるのでしょうか、調べてみました。
電子書籍の利点と問題点
電子書籍の利点と問題点をここでは紹介します。利点とは、電子書籍のため、本屋さんに行くことがなく欲しいと思ったときにすぐにネットで買えること。また立ち読みや無料で読むことができるのも利点です。紙媒体ではないので、本棚にしまう必要もなく場所もとりません。場所を取らないことも大きな利点と言えます。しかし、問題点もあります。問題点として挙げられるのが、書き込みができないことです。人によっては、読んだ感じがしないという意見もあり問題点としても挙げられます。また、電子書籍販売サイトがなくなってしまうと、購入したはずの電子書籍が読めないという問題点もあります。
教科書を電子書籍化はできないの?問題点は?
教科書や参考書のように勉強目的で電子書籍を使うのは、書き込みができないため向きません。マーカーで線を引くことは教科書でよくするかと思いますが、電子書籍では書き込みができないため、教科書や参考書系はほとんど電子書籍化されません。分厚い参考書も電子書籍化されたら机の上もすっきりしそうですが、現状では書き込みができない点が問題点となります。またパラパラとめくることがしにくい点も問題点となります。電子書籍は飛ばし読みがしにくいという問題点もあります。また教科書は改訂されたりすることもあります。特に参考書や過去問系の教科書は年度によって内容が新しくなるため、電子書籍化はしにくいというのが問題点としてあります。
電子書籍の問題点の解決策
書き込みができないという電子書籍の問題点の解決策としては、電子書籍にするものと紙媒体の書籍にするものと分けることがおすすめです。書き込みをしたいものは紙の書籍、閲覧のみで場所を取りたくないもの、手軽に読みたいものは電子書籍をわけるような解決策を取ってみましょう。今後書き込みができないという電子書籍の問題点は、タブレット端末などでタッチペンを利用して書き込みが可能になるなどの解決策ができる未来がくるのを待つしかなさそうです。
図書館で電子書籍の扱いが少ない…問題点は?
図書館の本は図書館からすると備品として扱われます。しかし電子書籍の場合は、備品として扱われないため、予算が組みにくいという問題点があるようです。また、図書館は文芸系の本が多くあまり漫画などは扱っていませんよね。しかし電子書籍市場は漫画が非常に多く、小説などの文芸本はごく一部です。そのため。図書館利用者が求める本が電子書籍ではあまりない、というのも図書館に電子書籍がない問題点の1つとして挙げられます。また、図書館に電子書籍を置くことで、出版者や著作権者が望まない複製がされる危険があるという問題点もあり、まだ課題があるようです。海外では電子書籍を扱っている図書館も多いようですが、日本では問題点が多くまだまだ普及していないですね。
電子書籍はモビぶっくがおすすめ
ここまで電子書籍の問題点や利点についてまとめましたが、気軽に漫画や小説を読みたい方には電子書籍販売サイトモビぶっくがおすすめです。アプリをダウンロードするのではなくブラウザで見られるため、容量を気にせず読むことができます。教科書などはないですが、漫画の立ち読みがあるので、購入前にどんな話か見ることができます。無料漫画も一部ありますので、電子書籍に興味がある方は是非モビぶっくを見てくださいね。
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最後に
海賊版問題は昨今ニュースでも取り上げられていて問題になっています。原則漫画などの作品は著作権者である作家さんにあるもので、本屋さんや電子書籍で購入されることで作家さんや出版者にお金が入りますが、海賊版が普及してしまうことで、出版者、著作権者にお金が入らなくなってしまうのが問題です。正しい権利の下、作品を読む必要がありますね。教科書や図書館などで電子書籍が広まらない問題点についても解決策が出て普及するといいですね。
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