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漫画の実写化作品は映画やドラマの主流となっていますよね。しかし、漫画実写化は失敗作と言われる作品も多いですよね。今回はそんな漫画の実写化について、成功例や失敗例の違いや、2019年人気の漫画実写化ドラマや映画、さらには2020年実写化されそうな少女漫画を大胆予想してみました。
漫画実写化が失敗する理由
漫画の実写化作品というと、映画が公開される前から批判されることも多く、公開後も評価が良くないことがほとんど。では漫画実写化が失敗する理由とはどういったものがあるのでしょうか?
漫画実写化が失敗する理由①キャストが合っていない
まず漫画実写化が失敗する大きな理由として、原作キャラとイメージが違うキャストの配役が挙げられます。見た目もそうですが、俳優さんのイメージとそのキャラのイメージが違い過ぎると、キャスト発表時に反感を買うことも。しかし、キャラのイメージと俳優さんのイメージが違ったとしても、実際に映画を観てみるとスタイリングや演技力でカバーされていることもあるので、漫画キャラと実写化キャストのミスマッチは俳優さんの演技力とスタイリング次第ということになりそうです。
漫画実写化が失敗する理由②キャストのバランスが取れていない
漫画を実写化するのであれば、まずは顔や雰囲気が似ているということが成功するために重要になりますが、他のキャストとのバランスも大切になります。
「漫画では身長が低いキャラ設定なのに、実写化したら他のキャストたちよりも身長が高くてバランスが悪い」
「漫画では同い年のキャラなのに、実写化俳優の年が離れていて、並んでいても同い年に見えない」
など。漫画キャラと実写キャストのイメージが合っていても作品の中で重要な設定部分(身長や年齢など)が実写化した時に意識されていないと世界観が壊れてしまい失敗してしまう原因にります。
漫画実写化が失敗する理由③大人の事情が見える
主人公クラスは漫画ファンの反発を避けるようなキャストが選ばれていたとしても、脇を固めるキャラが明らかに雰囲気の違う俳優さんが選ばれていることも。「主人公の女優さんと同じ事務所の駆け出しの後輩」や「実写化監督の過去作にいつも出ている俳優さん」など、
大人の事情で選ばれている感が見えると、細部までこだわっていない・原作への愛がない感じがして失敗することも。
漫画実写化が失敗する理由④完結してない作品を無理矢理実写化
漫画実写化が失敗するのはキャストのミスマッチ感だけが理由ではありません。漫画自体が完結していないのに、中途半端なタイミングで無理矢理実写化したせいでストーリーが謎の展開を迎えて謎の終わり方をするパターンです。未完の原作と被らないように配慮した結果なのかとんでもない着地の仕方をする実写化が多く、「その漫画の設定だけを拝借した偽物感」が出て失敗してしまうのです。
漫画実写化が失敗する理由⑤超大作を2時間にまとめられない
完結済みの漫画作品を実写化したとしても、漫画の巻数が多いものを映画の2~3時間の枠にはめて作品をまとめるのはとても難しいですよね。漫画のストーリーと全く同じ展開を追っていたら映画の枠に納めることはできないので、漫画内のエピソードなどが削られていきます。漫画原作ファンにとってひとつひとつが大切なエピソードで、ストーリーのエンディングには欠かせない要素。小さな積み重ねが伏線となりエンディングに響いてくるのに、その積み重ねがないと物足りない中身のないストーリーになってしまうのです。その結果、漫画原作ファンにとっても実写化しか見てない人にとっても「中身のない物足りない映画」が出来上がり、失敗作となってしまいます。
漫画実写化が失敗する理由⑥世界観が再現できていない
明らかに西洋を舞台にした作品を日本人で実写化したり、ファンタジー作品などだと漫画の世界観が再現できていなくてチープな仕上がりになってしまい失敗する理由になります。無理矢理日本人設定にすると作品の世界観はなくなってしまいますし、西洋風の格好を日本人がしてもコスプレ感が否めなくなってしまいます。ファンタジー作品はCGが大切になりますが、安っぽい仕上がりだとストーリーに入り込めずやはり失敗する要素になっていまいます。
漫画実写化が失敗する理由⑦原作への愛を感じない
一番最後になりましたが、何よりもこれが漫画実写化で一番失敗する理由となるでしょう。そもそもミスキャストなのも内容が薄くなるのも世界観が崩れているのも「原作への愛が感じられない」ということに繋がってきます。漫画ファンは敏感にそれを察知しますが、原作を知らない実写化のみを見た人も、結局原作への愛がない作品だと原作の面白さを再現できていないので、面白みのないつまらない作品にしか見えないのです。
漫画を実写化した映画【失敗例】
漫画実写化が失敗する理由をご紹介しましたが、具体的に漫画の実写化の失敗例と成功例を見てみましょう。その違いは何なのでしょうか。
今回は国内最大級の映画・ドラマレビューサービス「フィルマークス」のユーザー評価を参考に、漫画実写化映画を星の数が「3.5以上を成功例」「2.9以下を失敗例」としてご紹介します。成功か失敗かは見た人それぞれの感想によりますが、今回は「フィルマークス」の口コミ評価の星の数を参考にみてみましょう。(2019年10月4日付)
フィルマークスサイト:
映画の感想・評価・ネタバレ Filmarks(フィルマークス)
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まずは漫画を実写化した映画の中でもフィルマークス内で星の数が2.9以下だった作品をご紹介します。
漫画実写化失敗例①「デビルマン」
フィルマークスの評価で漫画実写化作品の中でも最も低い評価であったのは「デビルマン」です。2004年の作品で2019年10月4日付の評価は星1.5でした。漫画の実写化の映画で負の伝説として有名であるこの作品は、映像は当時にしては凝っているという評価と、CGの拙さが見えるという評価に分かれています。ストーリーの構成や展開、俳優さんの縁起や衣装の安っぽさなど様々な要素が積み重なり酷評を招いた失敗作といわれています。しかし、漫画実写化最大の失敗例と言われてはいますが、逆にその評判を知った後に見てみると「意外と面白い」と感じる人もいるようですので、ぜひまだ見ていない方は伝説の作品なのでチェックしてみてくださいね。
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漫画実写化失敗例②「ドラゴンボール EVOLUTION」
次に評価が低かった漫画実写化映画は「ドラゴンボール EVOLUTION」です。フィルマークス内の評価は星1.6で、漫画の実写化のハリウッド作品で最大の失敗例ではないでしょうか。内容としては、原作のドラゴンボールとは別物であるとの意見が多く、アメリカで作成されただけに文化の違いが大きくでてしまった作品です。
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★漫画で【ドラゴンボール】を読む!
漫画実写化失敗例③「BLEACH」
近年の漫画の実写化映画で失敗例としては、2018年公開でフィルマークスの評価2.8である「BLEACH」が挙げられます。CGの技術が発達した近年、CGやビジュアルに力が入っているのですが、原作キャラと役者のイメージの違いが気になる、衣装のコスプレ感が気になる、などの意見が多いようです。特に「BLEACH」はスタイリッシュなイメージが強い漫画作品なので、その世界観を再現しきれていなかったのが問題なのかもしれません。その一方で、俳優さんたちの演技力でミスキャスト感はカバーできていて思ったよりも合っていたという意見も。
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漫画実写化失敗例④「鋼の錬金術師」
2017年公開の「鋼の錬金術師」もフィルマークス内の評価は星2.6と低評価な結果に。CG技術やキャストなどはイメージに合っているという評価も多いですが、舞台やキャラがもともと西洋の漫画原作なので、実写化して日本人だけでやるのは無理があるという意見も。また、漫画原作は全27巻の超大作なのですべてを描き切れるわけもなく、原作ファンからすると原作の展開を駆け足でやりすぎ・物足りないという仕上がりになっているようです。しかし、原作を知らない人の中には楽しめたという意見もあるようですので、まだ見ていない方はぜひ実写化映画を観てから漫画を読むのがおすすめです。
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漫画実写化失敗例⑤「進撃の巨人」
2015年公開の「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」もフィルマークス内の評価は星2.5と低評価な結果でした。未完の大人気漫画ですが、超大作なため実写化にあたってキャラクターの設定を変えたりオリジナルキャラを入れるなどしていましたが、それが逆効果になっているという評価が多いようです。原作のファンはファンキャラクターの設定変更や、原作にはない恋愛要素などに対して批判的な意見が多く、原作を知らない俳優さんのファンや話題性で見たという人は思った以上のグロ描写でショックを受けた人もいるようでした。しかし、漫画とは別物とした「巨人に襲われるパニック映画」としてみると面白いと感じる人もいるようですので、グロシーンも大丈夫という人はぜひチェックしてみてくださいね。
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★漫画で【進撃の巨人】を読む!
失敗といわれる低評価を受けている映画は、文化の違いや技術と内容のギャップという明確な理由があるようです。
漫画実写化失敗例⑥「ママレード・ボーイ」
漫画実写化の失敗例として挙げられるのは他にも「ガッチャマン」や「キューティーハニー」など現実離れした世界観やアクションシーンが多い少年漫画が多いです。CGの安っぽさやコスプレ感などが強く出てしまうため、少年漫画を日本で実写化すると失敗してしまうことが多いのですが、少女漫画はファンタジー要素が少なくCGなどの技術を必要としない作品が多いので漫画実写化しても失敗作は少ないと言われています。
そんな中でも近年公開された映画でフィルマークスの評価が2.8と低めだった漫画実写化作品が「ママレード・ボーイ」です。少女漫画実写化はイケメン俳優さんやアイドルの起用が多く、原作ファンの評価が低くても俳優さんファンからの指示を集めやすいです。しかし、こちらのママレードボーイは少女漫画実写化作品の中でも珍しくフィルマークスの評価が3以下となっています。原因としては90年代の大人気少女漫画のため原作へ思い入れのあるファンが多いことや、当時は受け入れられていた設定でも現代では違和感があったり、2人が恋に落ちる描写が丁寧に描かれていないなどが挙げられます。
しかし、他の少女漫画実写化作品と同じようにイケメン俳優さんが演じる青春胸キュン映画としてみる分にはとても楽しめると言った女性の声も多いようです。
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漫画を実写化した映画【成功例】
続いては、漫画を実写化した映画の成功例を見てみましょう。失敗例の作品とは何が違うのでしょうか。
漫画実写化成功例①「ちはやふる」
近年の漫画の実写化での成功例は「ちはやふる」ではないでしょうか。10月4日付のフィルマークスの評価では、「ちはやふる 上の句」「ちはやふる 下の句」共に星3.7、「ちはやふる 結び」では星4.0を獲得しています。テンポの良さと広瀬すずさんの可愛らしさ、競技かるたというマイナー競技にかける高校生たちの青春が丁寧に描かれていると評判の漫画実写化作品となっています。こちらは少女漫画原作で、競技かるたがテーマとなっているため派手なCGアクションなどを必要とせず、漫画自体の現実的なストーリーが実写化成功のカギとなっているのかもしれません。また40巻以上続いている超人気漫画作品を2時間でまとめずに、3部作で描いているのも無理のないストーリー展開になっていて評価が高いのかもしれませんね。
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漫画実写化成功例②「帝一の國」
「帝一の國」は2017年4月に公開された映画でフィルマークスの評価は星3.8になっています。主演の菅田将暉や脇を固める俳優も若手人気俳優ばかりで、その俳優さん人気も大きいですが、シュールなコメディ・ギャグ要素が強くテンポの良さが高評価を得ています。
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★漫画で【帝一の國】を読む!
漫画実写化成功例③「翔んで埼玉」
2019年に公開された「翔んで埼玉」もフィルマークスでは星3.7と高評価の漫画実写化映画となっています。「帝一の國」同様コメディ・ギャグ要素が強い漫画の実写化で、バトルものや恋愛ものよりもこういった作品の方がヒットする傾向にあると言えます。また、どちらの作品も俳優さんたちの振り切った演技が人気の秘訣となっています。
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★漫画で【翔んで埼玉】を読む!
漫画実写化成功例④「キングダム」
少年漫画の実写化で近年高評価を得ているのが「キングダム」です。フィルマークスでの評価は3.9!漫画の舞台がアジアということで世界観やキャストに違和感がなく、俳優さんたちもイメージにピッタリだと話題になっていました。大人気の漫画を実写化してここまで評価が高い映画はなかなかないので、ぜひ映画も漫画もチェックしてみてくださいね。
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★漫画で【キングダム】を読む!
漫画実写化、成功作は原作愛を感じる
漫画実写化成功例は、漫画自体が現実的な設定で大きく全面に出た技術的な演出はないものや、中途半端に漫画の設定だけを借りた別物の話を作らずしっかりとしたストーリー構成を組まれているもの、漫画の文化背景をしっかりとらえて、高い技術力でカバーしたものや、漫画原作の良さを生かしてコスプレ感を逆に面白く振り切って描いたものなどが高評価を獲得する漫画実写化になるようです。
しっかり原作の設定を守ったり、キャラの雰囲気に合った俳優さんを選んだり、原作のファンが喜ぶような演出やストーリー展開・構成をしっかり考えられた作品は、原作愛が見えるからこそファンから愛される作品となるのかもしれませんね。
漫画実写化人気のドラマ&映画まとめ【2019年】
近年オリジナルストーリーのドラマ・映画が減っていますよね。漫画を実写化した作品が増えていますが、2019年に漫画実写化されたドラマや映画で評価が高かったものをまとめてみました。
漫画実写化2019年人気ドラマまとめ
まずは2019年に人気のあった漫画実写化のドラマをご紹介します。
- 「初めて恋をした日に読む話」
持田あきさん原作の漫画を、深田恭子さん主演で実写化した作品。横浜流星さん演じるピンク頭のゆりゆりに心を奪われた女性も多く人気ドラマとなりました。年下男子からのアプローチに胸キュンしたい方はぜひ漫画もチェックしてみてくださいね。
- 「きのう何食べた?」
よしながふみさん原作の漫画を実写化したドラマで、西島秀俊と内田聖陽のダブル主演。穏やかなテンポで進むストーリーと、グルメ漫画ならではの美味しそうなご飯の数々が2019年人気の漫画実写化ドラマ。
- 「ラジエーションハウス」
窪田正孝さん主演の横幕智裕さん・モリタイシさん原作の漫画を実写化した医療ドラマ。月9の医療ドラマとして話題を呼んでいましたが、同クールの中でも視聴率がよく初回・最終回ともにTOP5に入る視聴率でした。漫画実写化ドラマとしても満足度の高い作品となっていますので、ぜひドラマと漫画をあわせてチェックしてみてくださいね。
- 「サザエさん」
スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」も2019年話題の漫画実写化ドラマです。11月24日(日)20時からフジテレビにて放送。おなじみのサザエさん一家の20年後を描いた作品で、キャストはサザエ役に天海祐希さん、マスオ役に西島秀俊さん、カツオ役に濱田岳さん、ワカメ役に松岡茉優さん、タラオ役に成田凌さん、フネ役に市毛良枝さん、波平役に伊武雅刀さんという超豪華キャスト。
漫画実写化2019年人気映画まとめ
漫画実写化作品の中でも2019年人気や話題を集めた映画をまとめてました。
- 「翔んで埼玉」
先ほど成功例でもご紹介したGACKTさんと二階堂ふみさんで実写化された人気漫画。フィルマークスでも3.7の高評価を得ています。
- 「ザファブル」
岡田准一主演で映画化。2019年10月4日時点でフィルマークスの評価は星3.6と高評価です。岡田准一さんが役にはまりすぎだと評判です。原作を読んだ人でも読んでない人でも楽しめる作品となっています。
- 「町田くんの世界」
主演の2人である細田佳央太さん、関水渚さんはオーディションで選ばれた新人で、脇を固めるキャストが豪華すぎる話題となった漫画実写化映画。漫画の面白さやメッセージが映画でもうまく表現されていると評判です。
話題の少女漫画!2020年実写化するなら?
2020年少女漫画が実写化するならどの作品か人気少女漫画や口コミから予想してみました。
2020年実写化されそうな少女漫画①「なまいきざかり」
ミユキ蜂蜜さん原作。バスケ部のマネージャーである主人公のラブコメ漫画。次に青春ラブコメの少女漫画を実写化するならこれでしょ、という意見も多い作品です。イケメン男子がたくさん出てくるこの少女漫画は、実写化するなら若手イケメン俳優やアイドルなどを起用して女性ファンを虜にしそうですね。
2020年実写化されそうな少女漫画②「素敵な彼氏」
「先生!」「高校デビュー」「青空エール」など数々の漫画が実写化されてきた河原和音さん原作。年末のカウントダウンのカップルに憧れている主人公ののか。彼女は素敵なカウントダウンを迎えることができるのか?2020年少女漫画の実写化するならこの少女漫画で決まりかもしれません。
2020年実写化されそうな少女漫画③「ミステリと言う勿れ」
少女漫画の実写化というと青春ラブコメが多いですが、少し違った「ミステリと言う勿れ」もまた2020年に実写化されるのではないかと予想されます。ミステリー・サスペンスものの少女漫画で、事件ごとのテーマや主人公の言葉が胸に響きます。こちらの少女漫画も実写化するなら、映画というよりはドラマの方があっているような気がします。
2020年実写化されそうな少女漫画④「君は春に目を醒ます」
病気の治療でコールドスリープ(有効な治療方法が見つかるまで体を冷凍状態にすることで老化や病気の進行を防ぐ方法)をした7歳年上の初恋の人が、目を覚ました時に主人公と同い年になるというストーリー。設定を生かした展開が面白く、年上だけど同級生の優しいお兄ちゃんといじめっ子で素直に気持ちを表現できない同級生2人との恋愛模様が描かれていて、胸キュンシーンも満載です。イケメン俳優さんを起用した青春映画として2020年実写化するなら見てみたい少女漫画のひとつですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2020年実写化されそうな少女漫画⑤「僕のオリオン」
ネットフリックスにて実写ドラマ化された「宇宙を駆けるよだか」の原作者・川端志季さんが描く地味系女子×ハイスペックイケメンの恋愛物語。「地味な私がこんなイケメンと!?」系の漫画は実写化されやすいですが、こちらはただのシンデレラストーリーではなく複雑な人間関係や地味系女子が抱える秘密など、普通の恋愛物語とは一味違う作品となっています。2020年実写化するならこれ!と期待の高い少女漫画です。
漫画の実写化作品はなぜ多いの?
ここまで漫画の実写化作品について色々とご紹介してきましたが、これだけ失敗作が多く成功する作品は一握りなのになぜ漫画実写化は増え続けるのでしょうか。
漫画実写化が多いのはなぜ?①話題になるから
漫画実写化がなぜ多いのかというと、TwitterなどSNSで話題になるという理由が挙げられます。オリジナル作品だと制作発表をしても話題性があまりないですが、漫画の実写化となるとファンが多い作品であればあるほど「批判」や「心配」、「期待」などいい意味でも悪い意味でも関心が集まります。話題になるだけで宣伝効果があり、批判されたとしても多くの人の目に触れる宣伝効果につながるのです。
批判や非難の声さえも今は宣伝に繋がるので、漫画実写化は普通にオリジナル作品を作るよりも、存在を広める努力をしなくても勝手に広まってくれます。だからこそ漫画実写化は批判されても増え続けているのだと考えられます。
漫画実写化が多いのはなぜ?②観客動員数が増えるから
映画は「ストーリーが面白そう」「好きな俳優さんが出てる」「好きな監督の作品」など様々な理由で「観たい」と思いますよね。例えば恋愛映画なら「ストーリーが面白そう+俳優さんが好き」などの理由で観に来ますが、漫画実写化ならそれに加えて「原作が好き」という理由で観に来る人も増えますよね。少しでも多くの「映画を観に来る理由」を作るためには、やはりファンの母数が多い漫画を実写化するのがいいと考えられているのかもしれません。
漫画実写化映画やドラマを見るなら、原作の漫画も楽しもう!
漫画を実写化した映像作品をより楽しむために、原作の漫画も読んでみましょう。映像作品を観る前に基礎知識として漫画を読んでもいいですし、実写化作品を観た後にさらに楽しむために漫画を読むのもいいですよね。実写化される漫画というのは、人気だったり面白さがあるからこそ実写化されるのです。面白くないはずがありません。
「実写化映画つまんなかった…」という場合でも、漫画自体がつまらないのではなく漫画の魅力を実写化で表現しきれていないだけの可能性もあります。ぜひ電子書籍で実写化された漫画作品をチェックしてみてくださいね。
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まとめ
漫画を実写化した映画やドラマについてまとめました。どの評価も、原作を読んでいる人と読んでいない人での差は見られず、大事なのは映画やドラマとしての完成度のようです。原作に忠実に、偏りすぎて失敗した例や、あまりにも違い過ぎて失敗する例はありましたが、そもそも原作が人気で実写化するわけですから基本的には人気のある作品に出来上がるはずです。2020年には「ヲタクに恋は難しい」が実写化決定しています。今後も漫画の実写化から目が離せませんね。
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