漫画プロットは漫画を描くときにとても重要な作業ですよね。
今回は、そもそも漫画プロットとはどういうものなのか、漫画プロットの書き方は?など気になる漫画プロットについて見ていきましょう。
漫画のプロットとは?
漫画のプロットとはいったい何なのでしょうか。
漫画のプロットとは、書こうと思っている漫画の大まかなあらすじや登場人物を書きだしたものです。
その漫画のプロットをもとにしてストーリーや細かい設定を考えていきます。
そのため、漫画プロットを考えることは漫画を描くうえでとても重要な作業であるといえますね。
さらに、漫画のプロットは漫画を作る関係者などが読んで物語を把握しやすいようにという役割もあります。
漫画家によっては、漫画のプロット作りが一番、時間がかかる作業だと言う人もいるほど大切な工程なのです。
漫画プロットの書き方とは?
漫画プロットの書き方はどのような感じなのでしょうか?
人によって漫画プロットの書き方が異なったり順番が前後したりしますが、漫画プロットを作る上でこれは外せないというものを見ていきましょう。
漫画プロットの書き方①主人公を決める
漫画プロットの書き方として、最初に主人公を決める人が多いようです。
漫画の軸となる主人公の性格、裏設定、特技、家族設定などです。
主人公の性格や容姿によって漫画の人気が左右されてしまうことも少なくありません。
漫画プロットを作る上で重要で、慎重に考えなければならない作業であると言えるでしょう。
漫画プロットの書き方➁ヒーローやヒロインを決める
漫画プロットの書き方として、主人公を決めた後は相手となるヒーローやヒロインの設定を決めましょう。
主人公との元々の関係はどうするのかなどは漫画プロットにおいて大切な要素です。
性格は主人公の真逆にするのか、天然系かヤンチャ系かなど。
ヒーローやヒロインとの関係や性格が決まると、物語の流れが考えやすくなります。
漫画プロットの書き方③ストーリーの起承転結を決める
漫画プロットの書き方として、主人公とヒロイン(ヒーロー)の設定が決まったらおおまかなストーリーを決めましょう。
ストーリーは漫画プロットを書くときに最初に決める人、登場人物が決まってから決める人と様々なので、やりやすい書き方の順番を見つけて下さいね。
漫画プロットの段階では、ストーリーの起承転結を書いてみましょう。
読者を惹きつける最初の「起」の部分は、特に重要な部分です。
漫画プロットが完成したら、ネームを書いてみよう
漫画プロットが完成したら、いよいよネームを書いてみましょう。
ネームとは、漫画を描く前に構図やキャラクター、セリフなどコマ割りを決めて一度書いてみることです。
ネームにOKがでたら、それをもとに下書きを書くのです。
大まかに言うと、発案→漫画プロット→ネーム→下書き→ペン入れ→完成のような流れになっています。
ネームのコマ割りは特に時間のかかる作業になり、数カ月かかる事も珍しくありません。
漫画プロットのテンプレートもおすすめ!
漫画プロットのテンプレートを使う方法もおすすめです。
漫画プロットを書くのが苦手な人、時間がない人、早くネームを書き始めたい人などは、ネットなどでテンプレートを探してみてはいかがでしょうか?
「漫画プロット テンプレート」などでネット検索すると、色々なストーリーテンプレートが出てきます。
色々なパターンのストーリーテンプレートがあるので参考にしてみるといいかもしれません。
漫画プロット作成のアプリやソフト
漫画プロットを作成するときに便利なアプリやソフトを紹介します。
漫画プロット作成に便利なアプリやソフト①WorkFlowy
漫画のプロット作成に便利なソフトとしておすすめなのが「WorkFlowy」です。
大まかなストーリー構成から、細かい部分まで簡単に挿入、編集ができて漫画プロットに使いやすいソフトです。
思いついたアイデアや考えをどんどん書き込んでいきましょう。
WEBアプリ版やiPhone、android版もあるのでチェックしてみてくださいね。
漫画プロット作成に便利なアプリやソフト➁Evernote
漫画プロット作成に便利なアプリが「Evernote」です。
便利なノートアプリで、仕事で使っている人も多いです。
メモ、アイデア、リスト、リマインダー、写真などを一括で管理できるので漫画プロットのアイデアやメモをひとまとめにすることができます。
月額プランもありますが、シンプルに基本機能のみ利用するなら、無料で使用することができるアプリです。
どこからでもアクセスでき、共有する事も出来るので人に見せたい時や、共同で作業したい時にも便利でおすすめのアプリです。
漫画のプロットに関連する本一覧
最後に、漫画のプロットを書くのに関連する本を紹介していきます。漫画に限らず、ストーリーの書き方や有名な漫画家の創作術、漫画で見るプロの世界など、漫画のプロットに悩んだとき、これらの本からヒントを得てみましょう。
漫画のプロットの書き方の関連本①3行からはじめるRPGシナリオの書き方。
「3行からはじめるRPGシナリオの書き方。脱・完成できない病!キャラクター・世界観の作り方とは?」はがっつり読むのが疲れる時、サラッと読める本です。RPGシナリオの書き方ですが、漫画のプロットの書き方でもあったように、キャラクターやストーリーの進み方などを参考になる部分があるかもしれません。漫画とは違うところからプロット作りのヒントを得てみましょう。
漫画のプロットの書き方の関連本②石森まんが学園、マンガ家入門
天才と言われた石ノ森章太郎さんに関連する本「石森まんが学園」と「マンガ家入門」です。石ノ森章太郎さんがどうやってストーリーを考えてきたか、プロット構成を考えるときの参考になるかもしれません。石ノ森章太郎ファンの人は必見です。
漫画のプロットの書き方の関連本③ブラック・ジャック創作秘話手塚治虫の仕事場から
手塚治虫さんといえば、漫画家を目指す人でなくてもよく知っている有名な人物ですよね。
「ブラック・ジャック創作秘話手塚治虫の仕事場から」という本では、手塚治虫さんの捜索現場について書いてあります。漫画家の仕事場を知りたい方、手塚治虫ファンの方を一読の価値ありです。
漫画のプロットの書き方の関連本⑤バクマン。
最後に紹介するのは、漫画家を目指す人たちが登場する本「バクマン。」です。こちらの本ではキャラクターたちが、週刊少年ジャンプで連載漫画家を目指すストーリーで漫画のプロットを立てていたり、ネームを切っていたり、漫画のネタを考えていたり、参考になるところが多いかもしれません。フィクションが含まれていますが、気になる漫画家の生活を見てみるのもいいですね。
まとめ
漫画プロットについて書いてきましたが、いかがでしたか?
漫画プロットとはどのようなものか、プロットの書き方はどんな方法があるのかわかっていただけたでしょうか?
ぜひ自分に合った漫画プロット作成に役立つアプリやソフトなどで、アイデアをまとめてみてくださいね。
早くネームを書き始めたい人は、便利な漫画プロットのテンプレートを使うのもおすすめです。
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